仕事のため、という理由で人を殺した商社マンのお話し。主人公が自分の犯行を正当化しようと、綿々と語るのが、哀れでならない。犯行は誰にも気づかれないはずだった。しかし、主人公を追い詰めるのは、人とは限らない。悪いことはできないのですよ。