水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2002年05月14日(火) 今邑彩著『鳥の巣』

「七つの怖い扉」(新潮文庫)で、一週間ホラーに浸ったというのに、また、
ホラーを選んでしまいました。今度は、角川ホラー文庫の「かなわぬ想い」。
サブタイトルが、うひゃ!と仰け反るほどすごくて、、「惨劇で祝う五つの
記念日」! 記念日をテーマにしたホラーアンソロジー、全て書き下ろしです。

記念日というと、何かいい日のような気がするんですが、人生が暗転するような
「あの日」もあるわけで、五人の作家がどんな「あの日」を見せてくれるのか
興味があります。メンバーは、今邑彩、小池真理子、篠田節子、服部まゆみ、
坂東眞砂子の五人、豪華です〜!


今夜読んだ第一話は、『鳥の巣』。今邑彩さんの作品は初めて読みました。

大学時代の悪友に誘われて、山中湖のリゾートマンションに遊びに行った佳織は、
現地に着いたとたん、持病の心臓の発作で倒れますが、気がつくと、先にこの
リゾートマンションに来ていた主婦に声をかけられ、悪友が来るまで、彼女の
部屋で過ごす事に……。

この主婦の語る身の上話が、どんどん佳織を不安にさせていくんですが、なんだか
佳織の隣にいっしょにいるような感覚になっていきます。

日常の中にありそうな出来事が惨劇の引き金になるのが、怖いですねー。
場所がリゾートマンション、というのも、まったくの絵空事にならなくて、
こんな事件があったような気になります。


鳥の巣には、気をつけましょう・・。
じゃ、また明日。




水野はるか |MAIL
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