幸福追求記

2002年11月26日(火) 嘘と真実と建前とすれ違い

昨日から風邪をひいて調子が悪い。

昨日からダーとの関係がギクシャクしてる。

昨日からあまり笑えない。

昨日から素直になれない。

昨日からイライラしている。

昨日から一緒にいるのに寂しい。



日曜の夜、ダーは具合が悪くなった。
胃が痛くて、吐き気があって、精神的にも不安定だった。
わたしが傍にいるのに、
ぎゅうってつかまって、今にも泣きそうだった。

どうしたのか聞いたら、

「名前間違えたの夢じゃないかもしれない。
本当に間違えたのかもしれない」

と言った。



その続きは聞きたいけど、聞きたくなかった。
本当に浮気していたことがわかってしまうかもしれなかったから。

だから、わたしはダーを諭した。

「たとえ、名前間違えたのが夢じゃなくて
本当に誰かと間違えたとしても、
そのことをわたしに言ってどうなると思う?
わたしがやな気分するのわかるよね?
浮気してたんじゃないかって、
また疑っちゃうのわかるよね?
それなら、たとえ誰かと間違えたとしても
わたしにわからないように一生隠し通してくれるのも
わたしへの気持ちだと思わない?
前にも言ったよね。
嘘はいつかばれる。
すぐかもしれないし、何年も先かもしれない。
でも、たいていの嘘はばれちゃうんだよ。
嘘をつくのは簡単だけど、
その嘘を突き通すのは大変だから。
そんなに大変な思いして、嘘突き通してでも
わたしと一緒にいたいって思ってくれるなら
それはそれでいい。
一生突き通してくれなくちゃ意味ないけど。
だから、本当は浮気してたとしても
ちゃんとわたしに隠し通してよ。
ず〜っとばれないようにしててよ。
それくらいの気持ちがあるなら
わたしも一緒にいたいよ」


こんなこと言っても
真実を知りたい自分がいるのも確かなこと。

本当は浮気してたのかな?

言ってはくれないけど
今は、ダーが浮気してたことを確信してる。



本当はダーは浮気してたことがばれるかもしれなくって、
かなりプレッシャーかかってたから
自分からわたしに話そうとしたんだと思う。
でも、わたしはその話を途中でさえぎった。

自分の言ったことは本当の気持ちだけど
建前でもある。
聞きたくなかったから。
ダーの口から真実を聞いてしまったら
一緒にいれなくなるかもしれなかったから。



結果としては直接聞かなくっても確信してしまったけど。


表面上は一緒にいられる。
でも、確信したことで今までのようにはいられない。

一緒にいてもお互いなんかギクシャクしてる。
もう、ただ好きってだけで一緒にいた時とは違う。
ちゃんと好きって気持ちがかみあってない。


中途半端な状態でいつまでいれるのかな。
あんなに一生懸命悠を産んだのが
ばかみたいに思えてきた。
自分が子供欲しいって言ったくせに。
嘘つかないって言ったくせに。
わたしだけだよ、って言ったくせに。


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モカ [MAIL]

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