逗子発・おさんぽ日和
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 地人会新社『休暇 Holidays』

先の5月28日(水)、都内で2作品を続けて観劇しました。
14時から観たのはこの作品、地人会新社第3回公演『休暇 Holidays』(赤坂RED/THEATER 5/10−6/1)です。


保坂知寿さん出演の3人舞台。
気になっていたので観劇した友人に感想を聞くと「知寿さんがちょっとでも好きだったら是非観て」とのことだったので、観劇を決めました。

数日前に主催元?に電話をしてチケットをとったら、2列目の真ん中のお席をもらえました。
やったー。
客席はほぼ満席、客層は高めです。

−−−−−

保坂知寿:ローズ・ローストン
加藤虎ノ介:ラルフ・グレイリング(修理工)
永島敏行:アーサー・ローストン(ローズの夫)

ジョン・ハリソン/作
水谷八也/訳
栗山民也/演出

乳がんが再発したローズはカウンセラーのすすめで英ヨークシャーのコテージでひとり一週間の隠遁生活を始める。
そこでローズは療法の一環としてこれまでのことをテープレコーダーに向かい喋り続ける作業を進めていた。
毎年夫婦で出かけた仏プロヴァンスでの休暇,がんとの付き合い,夫アーサーとの時間…。
程なくコテージのオーブンが壊れて修理工のラルフがやってくる。
そのラルフと関わるうちに次第に彼に心惹かれていくローズ。
そして。

ざっと言うとこんなお話。

上演時間は一幕65分、10分の休憩をはさんで二幕60分。
ヨークシャーのコテージでの一週間を軸にして、夫アーサーとは主にテープレコーダーに向かって語る過去の回想で対峙し、ヨークシャーのコテージではラルフと向かい合う。
この2時間、知寿さんはほぼ出ずっぱりの上喋りっぱなしです。

膨大な台詞を静動緩急を持ってくるくる変わる表情で語る知寿さん。
知寿さんの特長的な声も感情の揺れにとてもマッチしていました。
とにかく可愛くて、そして素敵で、そして哀しくて、目も耳も離せません。
友人が感想で書いていた「女性という存在を深く考えさせられる」に納得。
自分と比較してもいろいろ考えたわ。

ローズ、ちょっとめんどくさい性格でもあるかも(笑)
でもそれって実は女の人は皆どこかで持っているのもね。
そしてそれが女性としてのかわいさでもあると。
最後はどう解釈するのがいいのかな。

加藤さんも永島さんも素敵だったけれど本当に知寿さんが圧巻すぎで、申し訳ないながらさらっと流します。
とにかくお芝居の力を存分に感じる濃密な舞台でした。
知寿さんの女優人生、ますます広がっていますね。
次は再演舞台『道化の瞳』(10月 シアタークリエ)が観れたらいいのだけれど、チケット確保が大変らしい(友人談)

−−−過去の今日のこと−−−
2011年05月30日(月) 歩け歩け
2010年05月30日(日) 劇団四季『ソング&ダンス 55Steps』宇都宮公演
2009年05月30日(土) 友人宅訪問
2008年05月30日(金) サカタのタネへ寄り道
2006年05月30日(火) 『広報ずし』から夏のイベントメモ
2005年05月30日(月) スカパー!再視聴
2004年05月30日(日) 自然流菓子処 【川端風太朗】
2002年05月30日(木) 【居酒屋 かめのこくらぶ】でタワー発見!!

2014年05月30日(金)

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