劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン』全国公演の横須賀公演に出かけてきました。会場のよこすか芸術劇場は逗子在住の私にとって今のところ一番地元の四季公演会場です。ドアtoドア30分!片道交通費160円!せっかくの地元公演なので是非ご贔屓の金森勝さんに出演していて欲しかったところですが、今日のユダは芝さんでした。でも今日の公演を観たことによって、お二人のユダ像の違いがよりよくわかってとても興味深かったです。金森さんのユダを昨年夏に初めて拝見した時に「芝さんのすでに確立されたユダとはユダ像が違って新鮮だった」と思いました。「芝さんと金森さんの役者としての印象の違い」からそう思ったところも大きかったのですが、本当に解釈?が全く違うことにようやく気がつきました。芝さんユダは自分の思惑をしっかり持ったユダで、金森さんは自分の溢れる感情のまま(コントロール不能)のユダという印象を持ちました。こう書くと芝ユダがちょっと嫌な奴っぽくて申し訳ないのですが。お相手になるジーザス役の役者さん(の解釈)のよってもまた変わるのかな。ともかくも芝ユダはあくまでも冷静で強くて存在感がものすごいですね。以前からここまで強烈でしたっけ?私は今日は5階席(※)での観劇だったのですが、その存在感がどんっと伝わってきたのは芝さんだけでした。まぁ私が芝さんをそういう眼で見ているということなのかもしれませんけど。今更言うまでもないことだとはわかっていても、すばらしい役者さんだとあらためて思った次第です。お初の金田ジーザスも「あーこんな感じなんだー」と、柳瀬ジーザスとの声質の違いにとまどいながらも素敵だとは思いましたし、カヤパ・アンナス・司祭様達も結構好きでしたし、猫では「はっきり言ってもう無理」と思った青井さんのピラトも良かったし、いろいろ楽しい公演でした。金森さんのユダはまたそのうちどこかに観に行きます。でも55は無理だとわかっていても「そちらで観たいです」、と願望述べておきます。かつてアイーダのオーディション受けていらっしゃいましたし、ラダメス聴きたいな。終演後は都内から微妙にぷち遠征の友人とこんなところでもやっぱり飲んでしまいました。これまでJCSをたくさん観てきている友人なのでいろんな感想を聞かせてもらって興味深かったです。また約1カ月後もどうぞよろしくね。(※)5階席は今回最安のC席3,150円。その中で私が座ったのは最前列センターで思っていたよりは観やすかったですが(あと1列後ろだとおそらくスーパースターの芝ユダ見えず)、高所ゆえ事故防止のために座席前に付いている手すりがあり、座るとそれが視界に入って邪魔でした。席からの印象は、ジーザス的に言えば「天上界から地上で何かがやがややってるのを見てる」って感じです。でも過去に同じ5階席で観た織田裕二さんのコンサートよりは舞台上の人数が多いだけ疎外感を感じなくて良かったです。 −−−過去の今日のこと−−− 2007年11月11日(日) ベランダの整備2006年11月11日(土) 東逗子 【炭火焼肉 イリアちゃん】2004年11月11日(木) 東京『CATS』開幕!!2003年11月11日(火) 実家へ2002年11月11日(月) Nさん 再び2001年11月11日(日) カラーコピー機 【セブンイレブン】vs【スリーエフ】