「そろそろ奈良へ。」そんな言葉に誘われるように、火水の2日間、ひとり旅で奈良を訪れました。この時期を選んだのは、東大寺の修二会(お水取り)を見てみたかったからです。1泊2日という短い日程でしたが、夜行バスを使ったこともあってゆっくりと充実した時間を過ごすことが出来ました。一番の目的であった修二会はもちろんのこと、初めて経験した奈良公園飛火野での「鹿寄せ」にも大興奮!ホルンの音に引き寄せられて鹿の大群がぐんぐんと押し寄せてくる様は壮観のひと言。興奮してその様子に見入っていたら隅っこに置いていた手荷物が鹿の餌食になるところだったようで、鹿愛護会の方が救出しておいてくれました(^^;申し訳ないので、寄付をはずんでおきました。少しでも鹿保護活動に役立つことを願っています。大好きな町家カフェ:カナカナやアユラカフェでのランチ、くるみの木やならまちなどで気になっていたお店でのたっぷりのお買い物。予定外の途中下車で訪れた薬師寺ではお坊さんと一緒に読経を体験。お寺にまつわるお話もたくさん聞かせて頂きました。例えば「奈良のお寺にはお墓がない(もちろん全てじゃないですけど)。理由は僧侶の修業の場としての役割を持つお寺だから」という話は私にとっては初めて聞く興味深い話でした。そして薬師寺に未来永劫保管されるという写経セットをお土産に買いました。ホテルは「シングルルーム・ビール・おつまみ・朝食付きで1泊6千円」のプランを予約したのですが、出かけてみたら部屋割りの都合で料金そのまま「ツインルーム」にアップグレード。大浴場もあり、従業員の方の応対もとても気持ちが良くて大満足なホテルでした。今回の旅では法隆寺・中宮寺周辺の斑鳩の里と石舞台古墳などがある明日香村も訪問しました。私は飛鳥〜平安時代辺りの日本史が大好きなので、「ここが中大兄皇子と中臣鎌足が蹴鞠の会で出会った場所」なんて聞くだけでぞくぞくしてしまいます。飛鳥はレンタサイクルを使っての少し駆け足の遺跡めぐりではありましたが、「大和は国のまほろば・・・」、ふとそんな言葉をつぶやいてしまう古代史のロマンを感じる素晴らしい斑鳩と明日香の地でした。奈良という場所は知れば知るほどその魅力に引き込まれていくような気がします。今では私にとってこれからも折々訪れたい大好きな場所になりました。(写真は春日大社の“鹿みくじ”です) −−−過去の今日のこと−−− 2005年03月15日(火) おにぎりやさん 【米cafeBOX】2004年03月15日(月) 納豆と格闘2003年03月15日(土) 肉料理のお店 【マリーアレル】2002年03月15日(金) 【サンマルク】でホワイトデーディナー