朝、情報番組を見ていたら、逗子海岸東浜に建つ「太陽の季節」記念碑の落書きについての話が流れていました。

「太陽の季節ここに始まる」と書かれたこの記念碑は、昨年11月に逗子にゆかりのある石原慎太郎氏の小説「太陽の季節」の芥川賞50周年を記念して建てられたもので、その除幕式は慎太郎氏はもちろん館ひろしさんら石原軍団の面々も参加して軍団名物の炊き出し等もあり華々しく行われたそうです。

私も何度か近くを通って見たことがある記念碑ですが、「ニュースになるなんてどんなにいたずらされてしまったんだろう？」と思いながら映像を見たら、碑の台座にあたる部分の裏側によく街の落書きでも見かけるスプレー書きの幾何学模様が３つほど書かれてしまっていました。

大切な碑への落書きは犯罪で許されることではありませんし、関係者の憤りはもちろんとてもよくわかりますが、善悪の区別もつかないモラルに欠ける人があふれている今の日本では正直このような話は日常茶飯事な出来事ですよね。
インタビューを受けた石原都知事も「あー、この下の部分ね。しょうがないね」って言っていたので、碑が建った時点でこうなるであろう予測は出来ていたのでしょう。

近々改修できれいにするそうですが、今後もいたちごっこになってしまうのでは？というのが正直な感想です。
同じような被害にあったところはどういう対策をしているのでしょうか。

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2002年10月06日(日)　【プチゾウ】の秋の新作フェア