父からもらった招待券で興味のあった『ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展』(国立西洋美術館)へ。初夏の陽気の上野公園は修学旅行生や遠足の学生達の訪れもあって大賑わい。閉幕間際のラ・トゥール展も多くの人で賑わっていた。不勉強な私はイヤホンガイドを借用(500円)。
絵画に全く詳しくない私だけれど、以前からラ・トゥールの名前はなんとなく知っていた。そしてこの展覧会の案内で初めてその絵にを目にして興味を持ったのだった。
今回展示されている作品は模作も含めて34点。現在までに発見されている真作(本人が筆をとったもの)が40点余りと少ないうちから20点程も展示されているので絵画ファンにとっては貴重な展覧会なのだろう。
私がラ・トゥールの絵に惹かれたのは描かれている構図に惹きつけられたから。「ほの暗い情景の中にろうそくやランプあるいはひとすじの光を当てることで人物の顔や一部分を浮き上がらせる」という表現方法がすごく印象的に思えた。描かれている炎の微妙な色使いや暗闇に浮き上がる人物の表情などを眺めていると、その世界に吸い込まれてしまいそうな気さえする。特に衣服の描写に多く使われていた赤の色味が非常に印象的だった。
これまで「絵画は難しいから。興味がないから」とほとんど足を運ぶこともなかったけれど、ラ・トゥール展は観てよかったと思える素敵な絵画展だった。難しく考える必要はなく自分の好きなように感じて楽しめばいいんだよね。次は横浜美術館で開催中のルーヴル美術館展へ行こうかな。
鑑賞後はセパ交流戦の巨人×ロッテ観戦(東京ドーム)。
今日はレフトスタンドビジター応援席でのガンガン応援モード。とにかく素晴らしい試合を見ることが出来て本当に嬉しかった。マリーンズはパリーグ1位、そしてついに交流戦成績も1位、ばんざーい\(^0^)/
−−−過去の今日のこと−−−
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