逗子発・おさんぽ日和
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 『萬狂言 九世野村万蔵 襲名披露会』

昨年6月に44歳の若さで急逝した狂言師:野村万之丞さん。本来であれば今日明日の襲名披露会は彼の「八世野村万蔵 襲名披露会」になるはずだったのに・・・合掌。

万之丞さんにかわって由緒ある万蔵の名を継ぐことになったのは5歳下の弟:与十郎さん。狂言歴7年の私でさえ(本名の)良介→与十郎→万蔵の変遷をみてきているだけに感慨深い。
今日の2公演は狂言づくし、そして明日の2公演は能,狂言,小舞が組まれ、どちらも能楽界の重鎮の方々出演による襲名披露にふさわしい華やかな会になっている。20年来の狂言ファンの友人は「どれも外せない」と4公演全て観るとのことだけれど、そんな大枚をはたけない私は一番興味のあった今日の昼公演を観ることにした。

正統派萬さんの「松囃子」,舞台に登場しただけでほのぼのしちゃう大好きな85歳の狂言師:茂山千作さんの「素袍落」(千作さんの素袍落は絶品でいつかもう一度観たいと思っていたので嬉しい♪),今まで子どもの演者のシテでしか観たことのなかった「井杭」(今日のシテは野村又三郎さん)とか。

そして主役の万蔵さんが演じるのは「花子」。「夢見が悪いので寺にこもる、と妻をだまして浮気相手の花子(はなご)のもとに向かう夫。一夜明けて帰宅し、身代わりを頼んでいた太郎冠者を前に花子との逢瀬の様子を語ると、実はそれは太郎冠者と入れ替わった妻で・・・」という笑える話。話は軽いものだけれど技量の必要なこの狂言はとても重きを置かれるもので、こういう大きな会や節目の会で演じられることが多い。
万蔵さんの夫はとても品良く心地良く、それでいて楽しげに演じていて(花子に抱きつくしぐさとか)傍目には「浮気も許せちゃうな」って感じの愛らしく素敵な浮気男だった。
今まで萬斎さんやお父様の万作さんら何人かの花子を見てきたけれど、皆さんそれぞれ趣が違うのが顕著でとても面白い。ちなみにご贔屓の野村万禄さんの花子は「見ていて恥ずかしくなるほどエロっぽかった」(^^;

終演後はいつもの3人でお茶、その後は同じく昼公演だけの友人と2人で新宿でご飯。今年も楽しい狂言ライフが送れますように。

−−−過去の今日のこと−−−
2004年01月09日(金) 【たまプラーザ東急SC】ザ・バーゲン!
2003年01月09日(木) 『第25回 NECスーパータワーコンサート』
2002年01月09日(水) 【パン工房BUNZO】 【リーブラ】

2005年01月09日(日)

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