逗子発・おさんぽ日和
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 本日初日 『ミュージカル 李香蘭』

本日初日の劇団四季『ミュージカル 李香蘭』観劇の為、浜松町の秋劇場へ出向く。
『李香蘭』の舞台は戦争ものということで敬遠する方や作品のつくりから「一度見たらもう・・・」という方も多いようだけれど、私は全編で流れる三木たかしさんの音楽が好きなこともあり、95年春を最初として98年の秋劇場こけら落とし公演などこれまで何度も観劇している。今回も3年ぶりに観る舞台を楽しみに出かけた。

劇場に掲げられたキャスト表を見てまず思ったことは「ぷちファンの小林克人さんがいる!」という嬉しい驚きだった。そしてよく見ればファントムの高井治さんや光枝さんをはじめとするベテランおじさま〜ず等、アンサンブルと括ってしまうにはもったいないほどのキャストなのだ。そんな期待の中、Oさんと共に最前列センターブロックというブラボーなお席で観劇。

李香蘭:野村玲子さんののどの調子はまたもハラハラどきどきしてしまったが、迫力あるコーラスも素晴らしくてとてもよい舞台だった。そしていつものように戦争の愚かさを痛感させられた。『異国の丘』と絡めるとよりいろいろ考えさせられるように思う。

   −−−以下はつらつら感想なので興味のある方だけどうぞ−−−

知寿さんと比べると「凛々しい・かっこいい」というより可愛らしい雰囲気の残っていた川島芳子:濱田さんもそれはそれで素晴らしい芳子だったし、以前は「いいお兄さんというより何か企んでいそう」という一部の声もあった芝さんの杉本も、髪型も変わりちょっと印象も変わってちゃんとお兄さんになっていた。更に愛蓮の五東さんの歌声は、いつものことながら素晴らしかった。
そして今回初登場の道口玉林は私の中ではかなりツボっ!! 一言で言えば「かっこいい」のだ。青い中国服も学生服(←『夢夢』のメソ風)も、更に♪月月火水木金金〜の海兵服も妙に似合っているし。他にも五族な道口さんやちょうちん持って歩く道口さんなど玉林以外の道口さんを随所で発見し、さながら「道口さんを探せ!」のようになってしまった。

期待の小林さんはリットン卿や皇帝溥儀など歌い上げポジに登場。更にアンサンブルとしてひょうきんな面も見せてくれて嬉しい。友人によるとダンスもしていたらしい・・・。
これまた初登場の裁判長:高井さん。最初裁判所のイスに座っている時は「何かこじんまりしちゃっているな」という印象だったけれど、歌声はやはり素敵だった。多分にファントム入っているけど。『オペラ座の怪人』でも思ったけれど私は高井さんの声質がとても好きなのだと思う。ただものすごく偉そうな言い方をすれば、何というか「歌っている」んであってそこに感情があまり感じられなかったのが残念だった。
それにしても役者さんは本当に大変。役上必要だと丸刈りにもなるんだものね。

そんな『李香蘭』公演、今回の公演で一番目に飛び込んできたのは澤村明仁さんだ。以前からこの作品に出演している澤村さんだけれど、今回も中国人民・アクロセンター・新聞記者・撮影所監督等々、気づくと目の前に澤村さんの姿があった。時にシリアスに時に満面の笑顔を見せてくれる澤村さんを知らず知らずのうちに目で追っていた。またも限定ファンの予感・・・。

今日も素晴らしい観劇と祝杯が出来て私は幸せです。客席でだけれど久しぶりにかっこいい敬二さんのお姿も拝見出来たし(^^) お二方、お付き合いありがとうございました。

−−−過去の今日のこと−−−
2002年06月15日(土) ひそかにお気に入りの場所

2003年06月15日(日)

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