演劇集団キャラメルボックスのジャパンツアー2:『アローン・アゲイン』を池袋サンシャイン劇場にて観劇。今日のお席は最前列センターブロック。規模は全く違うけれど、四季S席の半分で最前列なのだからとても嬉しい。実際はそう観やすい訳ではないのだけれど、役者さんがドタバタすれば座席も揺れる臨場感のある席だ。『アローン・アゲイン』は今から9年前に上演された作品で、今回が初めての再演。私は初演を観ていないしビデオも未見なので今日が初見になる。キャラメル作品の核にある「人が人を想う気持ち」を描いた作品で、笑いあり切なさあり、キャラメル三種の神器(笑)のひとつである「不思議な力」ありのハートウォームな内容だ。ちょっと漫画にありそうな世界かもしれない。感動とは違うのだけれど、「人が人を想う気持ち」の切なさや大切さが伝わる素敵な作品だった。今回のメインは細見大輔さんと前田綾さん。実は最初の頃、私は細見さんが少し苦手だった。たまに出演してもギャグしかやらないイメージがあったから。けれど最近主役として頑張っている細見さんはかなり好きになっている。そして前田さんはとても好きな女優さん。見るたびにきれいになっていていいなと思う。でも本当は主役より脇などでチャチャを入れたりするような役が好きだったりする(^^;今回は、岡田達也さん,坂口理恵さん,小川江利子さんの3人が、前作『太陽まであと一歩』から引き続いての2作品連続出演になる。『太陽〜』の千秋楽が3/30、『アローン〜』の初日が4/3と、何と中3日での出演だ。お稽古大変だっただろうな。今回のおっかーさんのエスニックな衣装は結構ツボっ!!今日の開演前の前説には加藤Pと新人さんの他に西川浩幸さんが登場した。私は西川さんの前説を見るのは初めてだ。加藤Pは「僕も西川もボケたがるので会話にならない」と言っていたがまさにその通りで、不思議な雰囲気を醸し出す大笑いの前説だった。キャラメル全71作品のうち64作品に出演しているという西川さん、やはりすごいな。いつも劇場と池袋駅(+場合によっては飲み屋)の往復しかしない池袋だが、今回は観劇の前に【サンシャイン国際水族館】に寄ってみた。というのも、先日父から入場券をもらったから。久しぶりに入った水族館で、パンダイルカやラッコ・ペンギンの愛嬌あるしぐさや、クリオネのパタパタ泳ぎにいやされてきた。でも、ここにいるマンボウはなんだかちょっぴり可哀想な気がする。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年04月08日(月) 『赤毛のアン』全国公演初日