3月28日に開幕した四季『コンタクト』の東京公演が本日千秋楽を迎えた。足掛け7ヶ月半、秋劇場での上演作品としては異例のロングラン公演・・・私は4回の観劇に留まったが、友人達は大ファンの役者さんが開幕からのメンバーだったり、突発的なご贔屓さんの出演等もあったりと、かなり観劇数を重ねていた。ただ一方では「一度観れば十分」「??」という感想の方も多かった作品かもしれない。私も友人から「一、二幕を観て帰ろうかと思った」と言われことがある。彼の場合は三幕で持ち直したらしいが、どの作品も好き嫌いは分かれるのは当然だが、新しいスタイルを持った『コンタクト』では特にそれが激しい気がした。それにしても初日から千秋楽まで出演し続けた方がいる一方、一時期だけの出演の方も多く、特に千秋楽近くになってからのキャスト変更には毎回びっくりさせられた。結果的にワイリー役は敬二さん・下村さん・荒川さん、更には千秋楽の前週になってから栗原英雄さんのワイリーが2日間だけ出演するなど、初日には考えもしなかった*4人*という多くのワイリーさんが登場した。そして今週になってからは、ずっとひとりで大役を務めてきた高久舞さんがアクシデントで降板することになってしまい、この時期になって坂田加奈子さんの“黄色いドレスの女”が実現した。もう何が何だかよくわからない・・・。怪我では仕方がないことだし、ご本人が一番やるせない思いだろうから客がどうこう言えることではないが、でもやはり「千秋楽は敬二さんと高久さんで迎えてほしかった」というのが正直な気持ちだ。まあ4回しか観ていない私が言うのも何だけれど。今月末からは名古屋で、更には来年2月には大阪公演が決定している『コンタクト』。次はどんなキャストが登場するのだろう。私が遠征するとしたら、荒川ワイリー&遠藤さん&武藤さんの出演が実現した時? でもお三方共『クレイジー』キャストだから無理かなぁ。お世話になった皆様へ。 今日も楽しい時間を過ごすことが出来ました。どうもありがとう。次はまた月末にお会いしましょう♪ 『コンタクト』はひとまず楽を迎えてしまったけれど、廃人にはならないでね。 −−−過去の今日のこと−−− 2001年11月10日(土) 気分はクリスマス