本日初日のキャラメルボックスのお芝居『銀河旋律』を新宿で観劇。この公演は、キャラメルボックスのファンで組織される後援会(サポーターズクラブ)の10周年記念公演ということで、ちょっと面白い企画になっている。『銀河旋律』という作品は上演時間1時間弱の短い作品で出演者は9名なのだが、「劇団員31名を出られるだけ出しちゃおう!」ということで、A,Bの2班体制にして全ての役をダブルキャスト(一部4名体制)で上演している。なので、A,Bの両舞台を観ると出演者が全て違う異なった雰囲気の舞台を味わうことが出来るのだ。そんな訳で、今日は18:00〜のA、20:00〜はB、というソワレ・ソワレ観劇をする。この作品を私は99年3月に観劇していて、勝手に「キャラメルボックス王道ナンバー1」の作品だと思っている。タイムトラベラーあり、切なさあり、笑いあり、涙あり、そして結末はやっぱりハッピーなハートウォーミング。更には「自分がもし○○の立場だったらどうするだろう?」というちょっと考えさせられるテーマもある。AとB、同じストーリーでも衣装は違うし、台詞や小道具もちょこちょこ変えていたりといろいろ細かい工夫がしてある。そして9つの役柄のうち6つを89年初演当時と同じ役者で固めた正統派A、全てニューキャストのBと、それぞれの持ち味を存分に楽しむことが出来た。そして何より驚いたのは、Bの主演:岡田達也さんの台詞に「劇団四季の『クレイジー・フォー・ユー』」と出てきたことだ。瞬間思わず「へっ??」と声に出してしまったよ。終演後は偶然(必然?)お会いしたOさんと久しぶりの飲み。ご機嫌にピッチャーを頼み、お店の最終客になるまでお喋りしていた。お疲れさま。 −−−過去の今日のこと−−−