安憩安的日記帳ver.3

2008年08月17日(日) 人間って。


人間ってうまくいかない。
自分がいて、それ以外のまわりの存在がある。
思うようにならないのが他人。
他人が集まって集団。
集団が集まって社会。
社会が集まって世界。
そんな世界の中のたった一つのことだって、自分の思い通りにならない。
だって自分以外は自分のものじゃない。

わかってたけど、錯覚する。
わかっているつもりで、錯覚している。
他人が自分。
集団が自分。
社会が自分。
世界が自分。

他人にさようなら。
集団にさようなら。
社会にさようなら。
世界にさようなら。

そうやって立ち止まったら思い出してみる。
涙で浄化なんてしないけど、一度涙で綺麗になってから立ち止まって考えてみる。

考えたって、わかんないことだらけ。
それが他人。
それが集団。
それが社会。
それが世界。

わかんなくて、探して、彷徨って、それでもきっと答えなんて出ない。
「自分」なんてものは、きっと最後までその本当の意味がわかんない。

ただ苦しむ。ただ悩む。
きっといつか忘れてしまうけど、それまでは苦しむ。ただ悩む。
楽しかったことの代償だけ、苦しむ。悩む。
代償も対価も何にもない世界なんてない。
信じたって、裏切ったって、それはあくまで「自分」と「他人」の違い。
主語を置き換えたら、どんなことだって幸せになれる。
それが世界にとって、社会にとって、集団にとって、他人にとって不幸なことでも。
それが世界にとって、社会にとって、集団にとって、他人にとって幸せなことでも。

自分の欲求も他人の欲求も、自分の願いも他人の願いも、何もかも一緒なんてない。
自分ではなく、あくまで他人だから。
自分以外は他人だから。

他人ばかりの集団の中で、社会の中で、世界の中で、それでも自分を主語にして生きていけたらいいな。


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大和

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