安憩安的日記帳ver.3

2008年02月10日(日) 幸せな檻。

「消えてしまえ!」

久々にそう思った。
鬱陶しい。邪魔。

どこまで干渉する気?どこまで監視されなきゃいかんの?
どこまでイイコでいなきゃいかんの?


家だけが自分だけの世界だった時は何ともなかったのに、
他の世界を知ると駄目だね。

自由って何だろう?
自分って、一体何なんだろう?

やっと檻から出れたと思ったのに、首に巻き付いていた鎖が外れたと思ったのに、飛び出た先はまだ檻の中だった。鎖を外して逃げさせたと見せかけて、蜘蛛の巣のようにいっぱい別の鎖を張り巡らせていただけなんだね。
逃げたと思ったのに。逃げた先で自由を見つけかけたのに。
結局檻の中。気付いて出ようともがいてみても出られない。
きっと今見つけた自由も、ココから逃げられない自分から離れていってしまうのだろう。

離れていったら?
苦しんで、悲しんで、泣いて。
檻の中の幻の自由で癒されて。全てを忘れて。
きっと後は檻の中の幻の自由を楽しむだけ。

檻の中の世界だけだったらいい。
他の世界を知らなきゃ幸せでいられるから。

でも、自由の世界にいきたい。
その自由こそが幻だとしても。
今の檻の世界が一番幸せなのだとしても。
自由の世界なんて本当はないのかもしれないけれど。

やっぱり、自由の世界にいきたい。
ダレカタスケテ?


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大和

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