ひとりカーニバル
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2006年05月22日(月) 溝口名人

音楽の教授は、モーツァルトの曲を聞いて癒されるかというと、自分はそうはならないという。なんという曲か、楽器は、弾き方はと色々考えて安らげるものではないからだそうだ。職人の域に達した人の感覚だそうだ。


ところで皆さん、水洗トイレの置くだけ洗浄剤「ブルーレットおくだけ」を使ったことがありますか。親戚の家で使われていたのを見て、改めてその青さを実感した。

前に、その水の青さにギョっとしておしっこの異常がわからないのではないかと不安感を抱きつづけていた私だが、ここ最近我が家では流れる水が無色の、かつ泡で汚れを落とす、という置くだけ洗浄剤を使うようになった。

ジャーと流すとモコモコと下にたまる泡。時間がたてば消える程度の泡ではあるのだが、家族で使う使用頻度の頻繁なトイレだと、さてどうだろう。

モコモコの泡がたまったまま、トイレで用を足す。するとどうだろう、今度は「糖尿病の人はおしっこに泡がたつというではないか…!」という新たな疑念が。

そんな不安だらけの人は、大人しく水だけで流した方がよいのだろうが、最初の音楽の話でいえば、皆が安らげるもので安らげない考えをめぐらす、職人ということになりはしないか。

おしっこの職人。医療関係者でも学者でもないが、素質があるということで、これから目指せば名人くらいにはなれるかもしれない。


絣 |MAIL

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