ひとりカーニバル
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シャチハタを作ってもらっている。
あいにく店においてある既成のシャチハタに「溝口」の名がなかったため、別注となったのだ。別注だと、値段が高くなる。その変わりボディカラーやインキ色、そして書体も選べるそうだ。それはいいのだけど、広告の
「ポンポン押せる シヤチハタ」
とはどういうことか。ヤが小さいヤではなく大きな「ヤ」として、なくてもいい存在感を放っている。ホチキスとかビニル袋といった言葉を聞いたときの、受け入れられなさ。あれといっしょだ。
そのくせ、ハンバグーやギョザーは好んで使っている。本当のハンバーグやギョーザという言い方を忘れそうな勢いだ。
もしもわたしが洋食屋さんを開いたとしたら、メニューにはハンバグーと書きたい。
友人にこの話をしようとして、「シャチハタがね…」と話し始めたら、「ジャム?」と聞き返された。
それはアオハタだ。
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