あきら
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2007年10月10日(水)

殺意を覚えた瞬間。


あぁ、駄目だ。
どす黒い感情が心に渦巻いて、
ここで吐き出さないと…。
大人気ない告白します。

先日、コミュニティーの運動会がありました。
私は子ども会の世話人をさせて頂いているので、
子供を引率しておりました。
まぁ…色々な経緯は書きませんが…
その岐路。
娘の同級生の女の子の一人が、こうノタマイマシタ。

「あ〜ぁ、○×(娘の名前)は良いなぁ。
車で来て、一競技だけ出て、車で帰ってさぁ。」

にっこり笑って、私はこう答えました。
「じゃぁ、以前にも言ったけれど、腎臓くれる?
大丈夫よ〜♪腎臓は二つあるからね♪一個で生きていけるからぁ〜♪」
周りの子達は何も言いませんでした。

「あ、やっぱ、嫌だ。」
と、彼女はこうノタマッテこの話題は終わり。

たったこれだけの事が、鬱々と日常の中で心の中に溜まったままで…
あれから、数日経つのだけれど、フッと、
彼女をどこか海外のもぐりの病院に引きずっていって、
腎臓を抉り出してやりたくなるのです…。

幸いな事に、その台詞を言った時には、娘は既に自宅で安静にして、
その場にはいませんでしが…
娘に数ヶ月前に、
「体育を休む事や、車で送迎する事に、異議を唱える人居る?」
って尋ねたら、
軽くノタマッタこの女の子の名前だけを挙げました。
彼女が、たかが子ども会の行事だけでしか顔を合わせない私に対して、
既に、2度も同じ様な事を言ったという事は、
娘には何度言ってる事かと思うと…

私のこの感情は、自分に投影してるから…って言うのもあるかもしれません。
私も体験しているからこその、この激しい感情なのかもしれません。
自分を責めているからこその感情なのかもしれません。
娘を同じ様な立場にしてしまうなんて…

娘が生まれた時、「心臓は?!」って、医師に尋ねて、
五体満足だって知らされた時の喜び…。

…あぁ…
逆恨みだ。
ただの逆恨みだ。
娘を守れなかった自分への後悔と不甲斐なさが、
鬱屈して溜まっていたから…
ただの起爆剤になっただけだわ…。

彼女は、悪くない。
むしろ、昔はこうやって言う子ばかりだった。
彼女はまだマシな方だ。

泣いたら、少し、すっきりしたや。








      

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