夫の両親からいただいた大量の完熟トマトが腐りそうだったので、
いやいやながらトマトソースを作ることにした。

ここしばらく体調が悪くて寝てばかりの日々で、
台所に30分以上立っていると具合が悪くなるので、
日々古くなっていくトマトを見て見ぬふりをして過ごしていたのです。
（夫しか生のトマトを食べないので一日１〜２個しか消費できない）

ついでに野菜室をのぞいた所、
ちょっぴりしんなりしてきた茄子と、切り口の色が変わってきたキャベツと
にょきにょき芽がはえてきたにんじんなどの危険な野菜がたくさん見つかったので
今日のメニューは
「アラビアータ」「野菜いっぱい具だくさんクリームスープ」「サラダ」に決定。


キャベツ、タマネギ、にんじん、かぼちゃ、シメジなどを細かく切り、
コンソメスープでコトコト煮ている間に、
トマトの湯むき、種取り、みじん切りをしようと５つほど切り刻んでいたら
吐き気を催し、中断（￣ー￣；


「あぁ、やるんじゃなかった・・・。」


後悔してもトマトのみじん切りが勝手にトマトソースに変身してくれるわけもなく
しばらく横になった後に気合いを入れてやります！！！
たくさん作るつもりだったけど体調が悪いのでトマト５つでやめた（約２人分）

みじん切りの玉ねぎを飴色になるまで炒め、
トマトとブランターから収穫したバジルを投入して30分ほど煮込んで
トマトソースのできあがり♪
具だくさんスープも牛乳と生クリームを入れて、味付けしてできあがり♪
（このスープはお気に入りのイタリアンのお店で出たものを再現してみた）

トマトソースは今までで一番の出来かも(*^_^*)


自画自賛しつつ、夫の帰りを待って食べさせたら
いつも通りモクモクモクモク食ってます。

あぁ、この人は何の感想もなくいつも黙々食べているけど
どのパスタ料理が好きなんだろう・・・と疑問がわいてきた。


今まで片っ端からイタリア料理の店を食べ歩き、
ついにはイタリアまで行っちゃった私なのでパスタ料理が食卓にあがる率が
他の家庭と比べてダントツに多いのだ。


ちなみに過去に作ったパスタは、
ペペロンチーノ、カルボナーラ（生クリーム入りの日本風のやつ）、
ペンネアラビアータ、ジェノベーゼ（バジルと松の実などをペースト状にしてからめる）、
ほうれん草と鮭のタリアッテレ（ほうれん草をねりこんだ平べったいパスタ）、
ミートソース（もちろん手作り♪）、ほうれん草とベーコンの和風パスタ、
ツナとシメジのトマトソース、ボンゴレビアンコ（あさりの白ワイン蒸し）、
シチリアーナ、ツナマヨネーズ　などなど・・・。
元祖のカルボナーラ（イタリアで主流の、生クリームが入らないやつ）は、
夫がチーズ嫌いなので、一人で食べる時しか作りません。



「ねぇねぇ、今まで作ったパスタでどれがおいしかった？」
「え？どれもおいしかったよ＾＾」
「どれか一つ選ぶとしたら？」

すると夫、しばらく悩んだあとこう言った。


「ミートソース♪」



嗚呼、おこちゃま味覚夫Ｒ、36才。
私の苦労はムダでしたか。