イタリアの空(わからんて)(2002.1.14)
2001年11月11日(日) |
++京都は何度行っても良いところだ++ |
母の仕事の関係でつきあっている京都在住の女社長さんがいる。 その社長さんが、具合が悪いとのことで検査入院したところ、 食道ガンがみつかったそうだ。
母は以前からその女社長さんにお世話になっているため、 どうしてもお見舞いに行きたいと言う。 でも一人では新幹線乗り場さえわからない状態の母。
「・・・・・わかりました、お供します。」
ということで、道案内係として同行することになった私であった。
前の晩にそれが決まり、母が 「せっかく行くんだから、嵯峨野の湯豆腐屋さんをインターネットで調べといて!」 と言われ、調べたところ 嵯峨野では森嘉という豆腐屋さんが有名で、 そこの豆腐を使っている湯豆腐屋が見つかった。
その名も
「嵯峨野」
まんまやんっ(笑)
湯豆腐と言えば南禅寺だが、 これまた母の仕事の関係の呉服店の社長夫婦(京都在住)が、 「嵯峨野の豆腐がおいしいんや〜!」 と言っていたそうだ。 でまあ、私も母も南禅寺の湯豆腐屋は行ったことがあったので、 ぜひとも豆腐好きとしては嵯峨野の豆腐を食べてみたかったのである。
もうすでにお見舞いのことはそっちのけ。
さっそく早朝起きだし最寄りの駅まで父 権三(仮名)に送ってもらった。 するとさっき出たばっかりで次の電車は約1時間後。 これだから田舎はイヤなんだーっ(涙)
すぐに権三(仮名)に電話し戻ってきてもらい、岡山駅まで送ってもらった。 「今度は、京都行きの新幹線が行ったばっかりだから京都まで送れとか言うなよ!」 などと捨てゼリフを吐きながら権三(仮名)は帰っていった。
運良くすぐに新幹線があり、贅沢にのぞみで京都に向かった。 お昼前に到着したので、すぐに嵯峨嵐山駅行きの電車に乗ったんだけど、 とにかくすっごい人!!! 到着した途端にほとんどの人が嵯峨嵐山駅で降りた。
駅は人でごったがえしていて出口も見えない状態;; 道路なんか歩行者天国みたいに人だらけであった。 道がよくわからなかったんだけど母が、 「みんなの行く方向に行けばたどりつけるわ〜〜。」 と言うので、それもそうかもと流れについて歩いた(っていうか流されるまま)。
すると、目印の「美空ひばり館」にほんとにたどりつけた(笑) そこらの店に入り、道を聞き「湯豆腐 嵯峨野」に到着!!!
ここも行列できてます( ̄ー ̄;
とりあえず並び、お店の人に 「カウンター席でもおっけーです!!!」 と大声をはりあげたら、すぐに入れた。
ここのメニューは湯豆腐定食のみで、3800円。結構な値段である。 まずはお茶とお茶うけのお菓子が出され、 湯豆腐(2人で2丁ほど)、ひろうす、温泉卵、佃煮2点、ごま豆腐、 さしみこんにゃく、ごはん、野菜の天ぷら、漬け物等々、かなりの量。 しかも、京都らしい薄味で上品な味でどれもおいしかった^^ 食べ終わった後には、湯葉のデザートまで出た☆
食べ終わった後は腹ごなしに天竜寺の中を散策この中もかなりの人で写真写すのも一苦労( ̄ー ̄; でも、岡山のもみじとちがって、京都のもみじは葉が小さいので すごくきれいでした^^
途中、弘源寺の枯山水を公開してるというので、入ってみて ついでに御抹茶もいただいた。
嵐山を出る前に、よーじやでお土産購入♪ ここでも人が溢れていて、買うのも大変だった(汗
なんとか人混みから脱出し、本来の目的である某病院へ。 さすが社長、個室(お風呂、トイレ、コンロ、流し台、 26インチテレビ、大型冷蔵庫、クローゼット付き)の豪華なお部屋でした。 心配していた女社長さんの顔色は前よりもいいくらいで、元気そう^^ 手術もしなくていいらしい(抗ガン剤治療のみ?よくわからん)。
適当にお話して5時頃病院を後にした。 タクシーで京都駅へ向かう道がすごい渋滞で、たまらず運転手さん 「他の道通っていいですか?お休みの日は県外の車が多いんですよ」 と言い、裏道に入った。 すると道がガラガラに空いていて、 「ここはね、地元の人間しかわからないんですよ〜」 と突然得意げになる運転手さん(笑)
運転手さんとたわいないおしゃべりをしながら京都駅到着。 新幹線乗り場へ向かう途中の土産屋で近畿地区限定抹茶コロンなど くだらないものを購入し、新幹線に乗った。 母はここでビールとミックスナッツを買い、のんだくれ(笑) まるでオヤジである。
新幹線を降りると、 心優しい父 権三(仮名)が岡山駅まで迎えに来てくれたのであった。
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