千己の(非?)日常

2002年03月27日(水) 今話題のばかばかしい法律。

ぶっちゃけた話、あれは絶対に悪法です。

なんの事かと言いますと、皆様ご存じのとおり青少年有害社会環境対策基本法案のことですよ。


今起こっている青少年犯罪がメディアの所為だとは一概には言えませんよ。
それなのに規制をかけただけで、「『いい』環境が整いました。これで犯罪は起こらなくなったぞ万歳!!」っていうのはおかしいでしょう。あり得ませんよ。そんな簡単なことで世の中が変わるならとっくに変わってますよ。
だって、「規制するだけ」なら親がすればいいのですから。
子供にとっては親が良き見本となるべきです。
『頭のいい』お偉方さんは何考えているんでしょうね、全く。
(ていうか、いくら学歴が凄くても中身が伴っていなければ本当の頭のいい人とは言えませんね


先にも述べたとおり、子供にとっての一番身近な社会の手本は、やはり親ではないかと思います。
先日、私用で電車に乗ったのですが、すげー親子を見ましたよ。
よく新聞なんかで投書されている『電車の中で走り回ったり五月蠅くしたりする子供、注意しない親』っていうアレ。
何度外に吊してやりたくなったことか。(親子共々ね。:やんなかったけどさ)
まず気になったのは『声の大きさ』です。
大きい声だなとは思っていましたが、なんのことはない。
親もでかい声なんです。
「公共の場では静かにする」ということを、親がやっていないわけですよ。
これじゃあ静かになんて出来るわけない。
第2に、『暴言を吐く』。
2歳か3歳のガキお子様が、親に向かって『バーカ!!』って言ってたんですよ!
あれにはびっくりでしたね。
たぶん、親が暴言を吐くようなことをやっているか、そういうものを親が規制していないか(TVを見せないようにしたり、ゲームをかわせないようにしたり、自分があまり言わないようにしたり)のどちらかでしょう。
しかも、これが3時間は続いたのです。
いつ、どこから乗ってどこの駅で降りたか言っちゃおうかなー。(←止めなさい)
あー、腹立つ!!!


何度も言いますが、法律で規制しなくとも小さいうちは親が規制出来ます。
で、大きくなるにつれて、善悪の判断を少しずつ教えていけばそれで良いと思います。
それが出来ていないのが今の親。
法を改正するより先に、そういう箇所を何とかした方が良いのと違いますか?
それすらも解らないとは・・・情けない。


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龍田千己