ワーナーマイカル初体験 |
2003年03月30日(日) |
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パンフレットはごひゃくえん。見に行って、映画が気に入ったら、買うことにしてるのー。 本の方は会社の人に借りました。これから読むのです。
アーケードゲーマーと板橋区の隅っこを徘徊。 無職の慰めにメシをおごってくれようという彼に、SAYAはメシどころか昼飯・映画・酒までおごらせる始末。先に書いておきます、ありがとう。多謝。 荻窪方面には足を向けて寝られません。 神棚つくろっかなー。
お目当ては、言わずと知れたオスカー/ドキュメンタリー部門受賞作品、ボウリング・フォー・コロンバインだったわけですが、いやー、疲れた。思いがけず疲れた。おもしろかった。おもしろかったけど疲れた。
何が疲れるって、ドキュメンタリーって、ストーリー展開が予想つきにくい。ほいでもって、字幕。映像も大事で、会話も大事で、その、会話の方が、字幕。 必然的に、一字一句漏らさず黙読した上で映像も隅々見なきゃならんという、脳味噌使いまくりの映画鑑賞。 吹き替え版が出るのを待って再チャレンジ決定です。 見るのに一生懸命で、ちょっと頭疲れた。もちっと考えながら見たい。
見たまんまの内容であり、テレビでは絶対に不可能な事であり、そこに映画にする意義があるのであり。 数字やAPOなし取材が伝える事実をユーモアでくるんで、うまいこと観客を魅了し、怒らせる。 Kマートが火気関連商品の段階的・全面的販売中止を発表するシーンの爽快感たるや。こゆのがドキュメンタリー好きにはたまらん。
あんまり書いてもアレなので、感想は人それぞれというところでおいときますが、東京と田舎のこととか、やっぱり考えちゃうよねー。シーソーゲームだという気もするけれど。
ところで、ワーナーマイカルなんですよ。 いわずと知れた、日本初のシネコンですが、実ははじめて行ったんですー。 なぜなら、ワーナーマイカルがくっついているサティーっつーのは郊外型のGMSなんで、普通、お車のないSAYAのような人は行けないわけですよ。 ワーナーマイカルはSAYAが大学の時に展開が始まりました(の、はず)が、新百合だの海老名だのに出来ても、世田谷区でしょんぼりお車のない生活をしていたSAYAは行けなかったのですー。 仙台に住んでいたときも、宮城県唯一のワーナーマイカルが出来たのがなぜか石巻。行かないってば。仙台駅前にビブレあるのにさー、リニューアルしたときに何でワーナーマイカルくっつけないのよ。
ほいで、今回行ってみた感想。 今まで『ボウリング・フォー・コロンバイン』は恵比寿ガーデンシネマで単館公開だったんだけど、こっちで始まったのがわかって正解。
『春だいちばんドラえもん祭』を見るなら、ワーナーマイカルは家族連れで混むので行っては行けない、が。 オトナが見る映画をこっそり見に行くには、穴場です。 エントランスはファミリーでごった返してるっつーのに、中入ってみたら席ガラガラ。ど真ん中で見ちゃった。 しかも、さすが本場からシネコンのノウハウ輸入してるだけあって、劇場の作りは満足。前の人の頭がぜんぜん邪魔にならないだけの傾斜があって、座席指定可能、座席はドリンクホルダー付き。 そんな”都民が電車で行けるワーナーマイカル”は東武練馬から徒歩5分。 恵比寿では整理券を朝から並んで取る事態になっている、オスカー受賞したてほやほやのやつを、ばち当たりなくらいゆったり快適に観賞してしまいました。 オススメです。たぶんまた行きます。
話は変わりますが、気になっていることがあるのです。 なぜパーマンは、このタイミングで映画化されたのでしょうね。 企画の意図が読めません。
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