アロマポットに火をつけながらだらだらしていたら 派手なうたた寝してしまった。 起きたらトレーがひからびてからっから。 これをやるからガラスのトレーが割れるのだ。 やっぱりベッドに行くときはちゃんと消さないと。SAYAはいったんベッドに潜ったら、ちーと一緒に100発100中で寝てしまうのだから。
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妊婦BBSで、子供の命名が話題になっているのでちょこちょこ書いてみます。 SAYAの名前は、当時にしてはしゃれてるほうだと思われ、比較的気に入っています。あー、SAYAは「さやか」さんで、これは本名です。ひらがな3文字です。 姉は「あかね」さんといい、妹は「わかな」さんといいます。 これがうちの鬼畜3姉妹の名前で、3人ともひらがなです。
幼少期の記憶によると、3姉妹それぞれ親が古典をめくって引っ張ってきたそうで、なぜそんなことを親から聞くかと言えば、やっぱりそれは「小学校の宿題」なわけです。 「生い立ちの記を書け」とか「3年生になったら自分の名前くらいは漢字で書きましょう」とかそんなんです。幼いSAYAは泣きました。だって、いくら頑張ってもSAYAの名前はひらがななのに、担任の先生は「大きくなったのだから自分の名前は漢字で書きなさい」と言うのです。これが、SAYAが「画一的な学校教育の罪」を知った瞬間でした。 幼いSAYAは、親に訴えました。 「何でSAYAの名前は漢字じゃないの。みんな漢字なのにSAYAだけひらがなだよ。先生が名前は漢字で書けって言うんだよ。SAYAはみんなと同じに、自分の名前を漢字で書きたい」 親はSAYAに、漢字を教えてくれました。もし漢字で書いたとしたら、さやかは「清」という字を書きます。清らかでくっきりと明るくすがすがしいというような、とてもSAYAには似つかわしくない美しい意味の漢字です。 書いてみたら先生に「さやちゃんはいいのよ」って言われました。 早く言え。
この先生はとてもいい先生で、SAYAは好きだったけれども、名前のことでもう1回だけ泣かされました。クラスで九九の修得競争かなんかをしていたときに、その進捗を張り出した名簿順に書かれた名前の中に、SAYAの名前が「さや子」と書いてあったからです。「あや子」ちゃんだの「よう子」ちゃんだの、「子」で終わる名前が続くので、勢い余って間違えたようです。しっかりしろセンセ。
わかなさんなどは、やっぱり当時にしては少ないしゃれた名前なのですが、もちろん「ワカメだ、ワカメ」とかるーくからかわれるわけで、当人はいっときイヤだったようです。
そこへいくと、あかねさんはたくましく、自分の名前が気に入らなかったので「こんな名前がよかった」とアレコレ考えついては、それを自分のあだ名として認識するよう周囲に強要しておりました。困った姉ですが、そんなお気に入りの名前を長女に付けて、今は不満も落ち着いたようです。
中学の時、松田聖子が子供を産みました。 子供をSAYAKAとつけたと言います。 同年代には同じ名前の人が滅多にいませんが、年下にはいたりする、その理由はその辺かなーと思っています。
大きくなって、名前の由来を英語で説明する機会がありました。 さやかという言葉を英語にすると、おおよそ「Bright and clear」となるらしい感じであることに気がついて、いい名前もらったな、と思いました。brightには「賢い」「鮮やかな」という意味もあって、brightenと動詞化すると「明るくする」「輝かせる」という、いい言葉になります。キッチンブライトのbrightは、漂白剤という意味です。clearは「晴れた」とか「頭の冴えた」とか、スッキリはっきり系の意味が強まった感じになります。 英語のパフォーマンスの授業だったのですが、聞いていた学友に「あなたのあの名前の話はいいね」と誉めてもらいました。名前負けしないように、SAYAもそうありたいモノだとつくづく思いました。
さやかと言う言葉が出てきて有名なのは、キャンプファイヤーで歌う「星かげさやかに静かにふけぬ、集いの喜び歌うは嬉し」のあれですね。曲名知らないなぁ。あと、賛美歌。「天(あめ)の御(み)使いの歌声響く、星影清(さや)かな牧場(まきば)の空に」。どっちにしても夜ですねー。 個人的には、さやかと聞くと、くっきり満月の月明かりを思い出します。源氏だのなんだの、古典のイメージ強いな。SAYAは夜の人なで、どうも「あっぱれ」とか「晴れバレ」とかいう昼間の明るさがイメージできません。昼間は苦手なんだよ、溶けるから。
(04:30) --------------------------------------------------
【 更新 】 ネコニッキ なんでこいつってこんなにかわいいんだろうなぁ。 親ばか語録ができそうな勢いです、すいません。
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