あーうううううう！

お昼ご飯を食べ、午後になって突然。
どうしちゃったの、とーとつに。
つーか痛い、痛いんだけど、あ、う。え、っと。
涙。痛。
もうだめぇ。発狂しそうです。
たすけておかーたーん。虫歯が痛いよぅ。


そんなワケで、貧乏人の性癖で、長期に渡り放置していた虫歯。
あら、これ虫歯だなあと気がついたのは先月はじめ。
それが、先月半ばになって歯が欠けました←その時点で歯医者行けよ…。
昨日、右足の爪がもげたはげたSAYAですが、
実は水面下で、別のパーツを失いつつあったのです。


泣く泣く会社を後にし、
今日は保険証ないけどとりあえず歯医者に行こう、そしてなんとかしてもらおうと、最寄りのデンタルクリニックを訪ねるも、営業時間終了。
涙。痛。


銀座へ向かって歩く。
奥歯のマークを見るたびに駆け寄るが、
どこもかしこも営業終了。
涙。痛。


仕方がない、今日はあきらめて帰るか。
眠れないかも知れないなぁこれは。
蛇の生殺しとはこのことか。
囚人に毎日あまーいお菓子を食べさせて虫歯にする刑とかどうかなぁ、
などと思いを巡らせながら地下鉄の入り口にさしかかったSAYAに、
一条の光が。


おかーたん！　明かりのついた歯医者さんがあったよ！


既に看板しまっちゃってるみたいだけど
聞くだけ聞いてみよう。
ダメだったらあきらめよう。
そんな思いで踏み込んだデンタルクリニックは
エレベーターもない古びたビルの２階。
どうも歯医者って信用できないんだよなー。
大学の学力の実態知ってるだけになー。
金貯めるのうまいことで有名だしなー。
偏見まっしぐらの私とご対面したドクターは。


「一応営業は７時までっていうことになってるんで、もうアシスタントとかは帰っちゃったんだけど、いいですよ、かまいませんから入って下さい。痛くて困ってる人を治すのが私の仕事なので、遠慮しないで下さい」


あんたイイヒトだ！　あんたについていくよ先生！