おこげ。じゅじゅーってやってくれるのが好きなのだ。
どもども。 相変わらずベッカムがかっこいいと言われる所以が よくわからないSAYAです。
久々に熱い一日でしたが 皆様いかがお過ごしでしょうか。 SAYAはと言えば、 古い友人である、貞子の葬式でお経をあげた副住職と久々に食事してきました。 池袋の中華屋さん、 昼からこんなん食ってていいのか、 ばち当たるんちゃうんかっつーくらいの豪華な昼食。 アジア料理すきすきー☆ うまくてしあわせ。
夏は、季節を選ばず死んでゆく通常のお通夜やお葬式の他に お盆があるのでタイヘン忙しいのだそうだ。 このクソ暑いのに毎日ご苦労である。
なつかしー話などてんこ盛り。 食事も佳境に入った頃、 「あんたお行儀いいねぇ」というから 手グセも足グセも寝相もわるいがナニヲ見てるんだこの人はと思ったら、 バランス良く注文して残さず食べるという、 食事の仕方が行儀がいいんだそうだ。 綺麗に平らげたご褒美にごちそうしてくれました。
仏さんに仕える彼と同じ釜の飯を食ったSAYA、 これで貧乏神からおさらばできるカナ。 御利益あるといいなぁ(真剣)。
でも神様仏様って基本的に具体的な効果あげてくれないよね。
☆
夕方から法事だという副住職と別れ、 せっかく日曜に昼から稼働しているし、 夕方のAPOまで中途半端に時間が余ったので 買い物でもしようかなとぷらぷらしていたところ、 献血センターの看板が目に入った。 前々から興味はあったのだ。実は。 でもずっと行けなかった理由は 「あなたの血、汚いから要りませんっ」て言われるのが 怖かったから(マジ) 本日、勇気を出して献血初チャレンジしてきますた。
注射の痛みは不得意ではないし (しなくて済むならしたくないけど) 献血マニアがいるくらいだから大したことナイと思ってたんですよ。 それでですね。
結論から言って、泣きそーでした。 完全ノックダウンでしたごめんなさいもうしません(いやそれじゃ困るってば)。
アレはやばい。トラウマになりそうです。 フェイントかまされて予想外に太い針突っ込まれるし(号泣)。
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へろへろーんと、たいして何も考えないままエレベーターで受け付けへ。 わ、思っていたよりキレイ。 ソファーが並べられて、時間つぶしようの漫画本の棚があって、 籐のかごにおやつが詰まっておいてある。 こぎれいな産婦人科の待合室みたいや。
「初めてですか?」「初めてでーっす☆」。どきどき。 おじさんに承諾事項書いた紙を渡され、読んでくれと言われる。 なになに。
エイズ検査目的の献血はお断りしております
赤で強調されてたYO。 一時期増えたらしいからな。エイズ検査目的の献血。 泣きそうな顔で「俺、エイズかも知れないんです。一緒に調べてもらえますか」なんて言われてもウザイ。とっとと保健所行け。
あとは、針とかは使い捨てなので安心ですとか、 たまに針刺すの失敗して内出血したりしますとか、 万一神経刺しちゃって以上が出た場合はお医者さんにすぐ行って下さいとか、 注意事項が書いてある。 1%以下の発生率だけど、事故はあるらしい。
血液検査でわかることは、 B型肝炎、C型肝炎、HIV、ABO式血液型、RH式血液型、 抗体、梅毒、ヒトパルボウィルス(なんやそれ)など。 事前採血ですぐわかるわけじゃないので、 自分がこれらにかかってる(という疑いがある)場合はやめといてください、などなど。 献血された血液は 輸血に使われるモンだとばっかり思っていたのだが、 輸血だけでなく薬品の開発などにも使われるそうだ。 なるほど。 ウィンドウ・ピリオドとか言うらしいのだが、 感染したばっかだと反応が出ない期間が結構長くて、 普通のやり方してたら1ヶ月くらい、 増幅させても1週間はわかんないので、 それ系の疑いがある人はやめてくれとのこと。 エイズうつされたんじゃないかと恐怖してるそこのアナタ、 1週間待って保健所行きましょう。
問診票記入。 「同性と性交渉を持った」 「性病にかかった」 「これらに該当する人と性交渉を持った」など、 楽しい質問目白押し。 人によっては、この問診票に答えてるうちに鬱になってくる人もいそうだ。 まぁ、そんな生活送ってる人が献血しに来るとも思えないんだけど。 動悸も息切れも心臓の痛みも立ちくらみもナイ事にして、 健康優良児の出来上がり。 健康診断で引っかかったことないもーん。
書き終わった問診票を提出すると、オジサンに「今日お時間がおありでしたら、成分献血でお願いしたいのですが」と頼まれたので、いいっすよと答える。 時間が倍(60〜90分)かかるらしい。それはそれでかまわないのだが、なぜ成分献血にして欲しいのだ。謎。体の負担は普通の献血よりも成分献血のほうが少なくて済むらしい。 「成分献血ですと、2週間あければまた献血できますよ」 またきてね、できれば早く来てねってことでしょうかそれは。 そんなに嬉しそうに言うな。 世の中献血マニアばっかじゃないんだぞ。
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ここからは順番に名前を呼ばれて流れ作業にのっけられる。 まず血圧と脈拍の測定。 「はい、終わりました。あ、いやーアナタは成分献血ですか。うーん…、まあ大丈夫でしょう、そうですか…まあいいな、うん」 おっさん!何がどう大丈夫やねん! 1人で納得すなやっ! 不安になるからやめれ、つーかアンタが大丈夫か?
血圧、上が108、下56。 初めての献血の人は緊張して血圧が上がるらしい。 相変わらずの低血圧。 お出かけして飯食って歩いてこれだからなー。 低血圧は家系らしーですね。 ねーちゃんも血のつながってる方の妹も貧血だし。 とーい昔にスポーツ一通りやってたせいか、SAYAは倒れるほど酷くない。 ねーちゃんはよく倒れて運ばれてます。慣れたもんです。 救急車がなかなか来なくて、同時出動だった消防車に運ばれるという貴重な経験もなさっております。 救急車呼ぶと、念のために消防車も出動するんだってさ。消防士が救急対応できるから。
それが終わったら今度は採血検査。 久しぶりに、肘の内側をぴんぴんっと指先ではじかれる 血管を浮かせたいのだろうが、いつ見ても何がどう変わったのかわからない。 「これから検査用の血液をとりますねー」 「あーい…」やっぱり針刺されると思うと気が重いよぅ。 きらーん。針登場。 あんまり太くない。でもちょっと太い。何ミリくらいだろ、1ミリ? チューブの先についた針、静脈にぷすっとさされる。 あうっ(涙)。
チューブに勢い良く出てゆく、暗い色をしたあたしの、血。 血液が流れ出る振動が、 腕に触れているチューブ越しにリアルに伝わってくる …グロい。あうー。グロいよーぅ。
色の違うフタのついた試験管に、次々と納められていく血液。 流れ出ている間に採血係のおばちゃんがちょこちょこ席を立つのが怖い。 これ、試験管いっぱいになっちゃったときに おばちゃんがいなかったらSAYAどうすればいいんだ。 おーねーがーいーっ。目をはなさないでーっ(懇願)。 トータルで多分、100CCくらい、血を抜かれる。 試験管にバーコードが貼られ、最後の一枚がSAYAの腕に貼られる。 家畜? 住基ネット? バーコードをしみじみ眺める。 ああ、俺の血液は製品になって、売られて行くんだなぁ。 借金払うために腎臓売りに行くオッサンと やってることかわんない気がしてきた。
ソファーに掛けて検査まち。 暇つぶしに雑誌を手に取る。「POPEYE」の特別号。 「繊細なボーイなら香りにも敏感」とかいう 背筋がかゆくなりそうな文章がまき散らされている。 相変わらずの「キショいシティーボーイのバイブル」ぶりだ。 冒頭のコラムで、真っ赤な精子を出したオトコの話を読んだ。 子種は血液から作られるので、 生産が間に合わないと赤いのが出るんだそうだ。 「ヤリすぎると赤玉出る」ってホントなんだなと納得。 今日のマメ知識。
☆
名前を呼ばれて、いよいよ家畜の出動です。 リクライニング式の、歯医者さん仕様の椅子に寝かされて、 採血開始。 目線の先に、暇つぶし用のテレビがある。 希望すればビデオやDVDも見られるようで デッキが脇に置いてある。 医療器具だって高いだろうに ここまで至れり尽くせりな設備整えちゃって 血液って高く売れるんだろうなぁ。
右腕を言われるがままに出して、消毒液を塗られる。 エタノールらしきもので拭かれた後、 イソジン色の別の消毒も塗られた。 上腕に血圧計るときみたいに空気圧をかけるベルトを巻かれる。 あうー。また針さされるのかー。げんなり。 自分で来たくせにうなだれる私。 いやだなぁと思っていたら、担当のおばちゃんが針を取り出した。
ふ、太い。
あぁん、これがSAYAの中に…
いや、そうじゃなくて。 太すぎるってばそれ、針穴の奥が目視できるじゃん。 やばいってそれ。 いやーっ!(内心怒濤のような涙)
「ごめんなさいねぇ、ちょっとちくっとするわよ」
ちょっとって!ちょっとって嘘でしょっ。 そんなん刺されてちょっと痛いで済むわけないじゃんっ! あーうっ!
ぷすっ。
さーしーたぁぁぁぁーっっ(号泣)
「ごめんねぇ、いたい?」 えーん、イタイですぅ、くすん。 おばちゃんが慰めてくれるのがますます家畜気分を増幅させる。 なんか悲しくなってきた。
この状態で40分くらい。 チューブを赤い血液が流れ出ていき、 血漿を分離するらしい機械へと送られていく。 やっぱりグロい…。 針刺してるところ、鈍い痛みが続く。 激痛じゃないだけに、切なくなってきた。 えーん、いたいよぅ。
上腕部に巻かれたベルトで腕を圧迫し、血液が送り出される。 血抜きされてるヲレ…。ブロイラー。 機械から袋にチューブがつながれており、 SAYAの血液から抽出された黄色っぽい液体か貯まっていく。 ヘモグロビン抜けると、血って黄色いんだな。
10分弱で、今度は上腕のベルトの空気が抜かれて こんどは血漿を抜かれたSAYAの血があたしに戻ってくる。 針の刺さったところが痛い。 出ていくのが自然な血管に血が入ってくるのだから、 それで痛みがあるんだろう。
「今血が戻ってますよ。戻り終わったらもう一度ベルトに空気が入って、もう一度血を抜きますね」
まだやるのねーっ(涙)。 我慢できなくはないけど、やだよぅ。 てゆーか、こんなに痛いのになんか眠くなってきたし。 リクライニングしながらテレビ見てると ちょうど目線が下向いて瞼が重くなるのよね。 痛みがあっても、人間寝れるように出来てるモンなんだな。 針ささったまま、一瞬寝てました。
また腕のベルトの空気が抜けて、血が戻って、おしまい。 おばちゃんが針を抜きに来た。 あうっ。 痛い、痛いよぅ。 またもや針の太さを目視確認してしまう。 うう、やっぱり太い。
血液は凝固するように出来てるので、 普通の注射サイズの針穴では献血中に固まって、 針穴をふさいでしまうのだそうだ。 「仕方がないのよ、ごめんねぇ」 うう。 知らない間に血が抜けるような方法考えてよぅ。
水分を十分にとって、 休憩してからお帰り下さいとの事だったので、 備え付けの自販機(もちろん無料)でお茶して帰ることにする。 喉元すぎればそれまでってなもんで、 もう さっきみたいに悲しくはないけれど 二度目はあるだろうかっつーくらいに痛かったし怖かった、あの針。 献血マニアな人って何考えてんだろー。 いくらジュース飲み放題、マンガ読み放題、おみやげ付きっつっても あの痛みを知ってしまった今となっては 足が向きづらいですー。
クオカードもらいました。 明日のSAYAのお昼ご飯になります。
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おニャンコクラブ再結成だそうです。 どーなんだそれは。 みんなおばちゃんになってた。
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☆お散歩の拾いモノ☆
■あれから1年 http://www.fetica.com/unix.swf 相変わらず黒子で舎弟な夜勤さんがまた思い出し苦悩している模様。 もう1年経つのかぁ。はやいよねぇ。
■いっしょにおかしをたべませんか 久々のFLASH紹介。大笑いは出来ないが、テンポがよくていい。
■顔のついた掃除機「ヘンリー」
これ、かわいくない? いや、邪魔になるからいらないんだけどさ。
■カリスマ判定
SAYACHANさんのカリスマ性は 63.9 ポイント 「いいせん行ってるカリスマ」です。 まずまずのカリスマ性。人気者でお調子者。周りに人があふれ、世の中貴方中心に回ってる。話術に長け、仕事も順調。彼氏、彼女とも上手く行く。均整とれてて言うこと無し。 貴方の適職 政治家、看護婦、弁護士、漫画家、スチュワーデス、セールスマン |
だそうです。 よーし、今からスチュワーデス目指しちゃうぞー。
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