チルダ様、脱走するの巻 |
2002年07月17日(水) |
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住所をひたすら打ち込み中。 機械的作業は久しぶりだ、のーみそどっか行きそう。
(18:29) --------------------------------------------------
すごい最悪、マジで心臓止まるかと思った。 タイトルに書いちゃったので、まず結果からご報告。 ちるだ、無事捕まりました。
☆
コトの始まりは、この暑さなんだよねー。 部屋の中風抜けが悪いから、 ベランダと入り口のドアと、 それぞれ6センチくらいずつあけてたのね。 最近ずっと、SAYAがうちにいる間はそうしていたのだけど (寝るときは閉めるけど) 出たがるそぶりも見せないし、なんせ6センチ程度だし ドア自体、どちらもそれなりの重みがあるから だいじょぶだろーとタカをくくっていたわけですが この度チルダ様、脱走に成功なさいました。
のんきにかずぼんからもらった佐野ラーメンを制作中だったSAYA、 作り終わって、さて食べるかなと それまでキチネットに向かい続けていた体を室内に向けると。
「はん?」
視界にチルダがいない。
…視界にあの子が見えないことは、まま、ある。 ベッドの下で寝ていたり、AVボードの陰で寝ていたりするのだが 数回呼べば起きて出てくるのが常。 それが、もう15回、いや20回は呼んだだろうか、 出てくる気配が、全く、ない。 まさか。いや、そんな。
まさか。
ベッドの下をのぞき込んでみる。・・・いない。 AVボードの裏を覗く。・・・いない。 ここのところの晴天と台風で、一気に干して一気に取り込んだ洗濯物が 山積みにされたのをどかしていく。 まさかこんなところの陰にはいないだろうけど、でも。 万一と言うこともあるし。 冷蔵庫の裏側。 クローゼット。 今日帰ってきてから、開けた覚えも閉めた覚えもないけれど。 ユニットバスに閉じこめちゃった? コンタクトレンズ外したあとも、チルダは部屋にいたけれど。 でも、万一と言うこともあるし。 思いつく限り、部屋の中をあちこち覗き込み。 そして。 結論。
・・・い・なーいっ!
高鳴る心臓。 あんたがいないと困るのよ。 どこいっちゃったんだー。
あぅぅぅ、ちーちゃん、ドア、開けられちゃった? どちらのドアもそこそこの重みがあるから大丈夫だと思っていたのに。
可能性は2つ。 ベランダから隣の屋根に飛び移り、 手の届かないところに言ってしまったかも知れない。 玄関のドアを押し開けて、通りに出てしまったかも知れない。 外に慣れていないチルダは、 人や車や原チャリにおびえているうちに、車にひかれるかも知れない。 かわいいから誰かに拾われるかも? 首輪をつけているから、飼い主がいるってわかってくれるだろう。 あまりにかわいいので、 飼い主を捜さずに自分で飼ってしまうなんてことはないだろうか。 でも、犬の首輪みたいに名前と住所の札がついてるわけでもないし、 そうなったら生きていても私の元には帰ってこれないじゃないか。
ってゆーかまず探しに行け>俺
もう夜も11時近い。 外に向かって名前を呼びかけるわけにもいかない。 ベランダへのドアを開けたとしたら、まだ視界に入るところにいるかも知れない。 ドアを大きく開いて、隣の屋根を凝視するが、チルダの姿はない。 見渡して、姿が見えなければ今はお手上げだろう。 それよりも第二の可能性をチェックだと、部屋を出る。
猫は基本的に高いところが好きだ。 猫と煙は上に上るように出来ているのだ。 そんな単純な理由で、まず上階へ向かって階段を上ってみる。 ・・・いない。 マンションの住民が飼っている犬が けたたましく吠えているのを聞いたので、 絶対上で間違いないと思ったのに。 あーん、どこいっちゃったんだよぅ。
よし!今度は下だ! マンションから出ちゃってたらどうしよう、手の施しようがない。 でも、まずは探すのだ! 考えるのは、見つからなかった時でいい。 名前を呼びたいのをこらえながら、階段を下に向かっていく。
2階まで降り、狭いフロアを隅々確認し、 目を1階へと向かう階段へ向ける。
と。
チルダが踊り場の隅っこで、 肩をぎゅっと縮ませて、うずくまっていた。 一瞬、腕に怪我をして、腕をかばう姿勢でへたばっているのかと思った。 よく見ると、こいつ、びびっているのだ。 人間で言うところの、腰が抜けて動けないでいる様子によく似ている。 あまりにびびりすぎて、 飼い主が近づくのも耐えられずに逃げ出すかと思ったが、 近づいていくSAYAに、助けを求める目を必死に投げかけ、 おとなしく腕に抱かれた。
「にゃぁ」
必死にしがみついてくるちるだ、 ぱにくっているらしく、間違えて逃げ出そうという態度も混じっているが どちらにせよ爪が痛い。必死だこいつ。 心底びびってやがる。
「よかったー、どうなるかとおもったよぉ」
よしよし。落ち着け。爪が痛いんだっつの。 ドアは開けちゃだめだね。 ごめんねー。 暴れるチルダをなだめながら、部屋に帰ったのだった。
☆
部屋に戻ったチルダは、 興奮状態さめやらずといったふうで、 あちこち落ち着かない様子で動き回っている。 腰を抜かしているのを見られた恥ずかしさをごまかすためか それともさっきまでの恐怖の反動なのか んにゃーん、ごろーん、すりすり〜ってなもんで ベタ甘え。 はいはい、怖かったんだよね。 ラーメン冷めちゃったけど、ご飯にしましょう。 サラダにシーチキン入ってるの、今日は特別にあげましょう。 ドライフードも出してあげましょう。 まぁ、飯でも食って、まず落ち着け。 一通り食べて落ち着いたチルダ、 平生を取り戻してのんきに水を飲み始めた。
☆
あー、もうびっくりしたー。 もうドア開けっ放しにしたりしないー。 ほんっとびっくりした。
それにしても、あれしきでびびるとは ちるだもだいぶオトナの家猫になっちゃったなぁ。 子供の頃、実家に預けていた時にだって 脱走したことはあったけど けろっとして帰ってきたらしかった。 それが今じゃ、階段2階分降りてギブアップだもんなぁ。 びびってくれたからこそ捕まえられたわけだけどさ。 オトナになるってそう言うコトね。 自由になるってそゆことなんだよねと、 妙に納得してしまった。 おしまい。
それにしても、あのびびり様は是非ともデジカメにおさめて皆様にお見せしたかったわっ。 そんな余裕なかったけどさ。 デジカメも入院中なんだけれどもさ。
(14:40) --------------------------------------------------
☆お散歩の拾いモノ☆
■帝京大総長実弟、告発対象前にも仲介料3億円 所得隠し やれやれ!もっとやれ!どんどんさかのぼれ! ろくなことしてないから嫌いなんだよここ。
■高速道路にジャガイモ散乱 写真 しかも、道路を埋め尽くしたのはじつは「じゃまいも」だったらしい。
■<特別企画・2ちゃんねる訴訟> 理解されていない匿名掲示板の民主性 今アップされてる3本の中でいちばん読みやすいかなと。 > いまのところ管理者責任とは、あえてたとえるなら >「あて逃げされたのは、こんなところに道を造って自 >動車を走らせている国土交通省の責任だ」という図式 >になっている。国土交通省が最終的な責任を取るとな >ると、道路を封鎖して自動車や歩行者を通らせなくす >るしかない。たしかに、交通事故はまったく起こらな >くなるが・・・。 でしょ。 ネットのことがわからないまま判断しようとするから、法や判例にのっとって判断せざるを得なくなるのかしら。で、結果、判決が不自然になるのよね。 ネット民事専門の裁判官を設けるとかどーっすかね。
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