私はどうでもよいプライドだけは高いらしい
自分の情けない部分をを 他人に見られるのは 絶対に嫌だ
いつだって強気で いつだってしっかり者で いつだって飄々としていたい
そんな私を演じていたい つねにそんな私で 人前に在りたい
それが出来なかった時 たとえば涙など見せてしまった時 とんでもない嫌悪にさいなまれる
私が涙を見せてもいいと思える人 それを浮かべたなら ただ一人しかいない
その弱さを受け入れてくれるか そんなことはどうでもいいのだ 私が打ち明けられるか 私が打ち明けてもいいと思えるか それが稀有なんだ
この人なら 目の前でうわーんと泣き叫んでもいいや そう思える人
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