見える現実 見えない現実見えない現実は、きっと見える現実の影になっていて、そこに在ることに誰も気づかない。たぶん見落としていることがたくさんある。この瞬間にも。いま私が携帯をつかっている現実と表裏している、見えない現実。いちいち気付いていたら大変だから、省いて生きているんだ。だけど、私は省いていることが勿体ないような気がしてならない。気が付けていたなら、宇宙がまるいものに思えるようになるような気がしてならない。