---□□草原で独り言□□---

2006年03月10日(金) 初めての不合格

私は今まで『不合格』を味わった記憶がなかった。それは結果が合格か不合格の二択で出される試験を受けた回数が少ないだけなのかも知れないし、私がただ単に忘れてしまっているだけなのかも知れない。何だかんだいって、『合格したい』と願った試験で、不合格をもらったことはなかった。それは、努力した上でのものだったり、時には『まさか合格できるなんて』と驚いたこともあった。
今回の試験は受かるとは思っていなかったが、希望して、挑戦した試験だった。今日、合格発表を見に行こうと大学に向かう途中も全く緊張も、期待もしていなかった。ただ、受けたからには合格も不合格も、結果と戒めとして自分の目に焼き付けておこうと思ったから、見に行ったのだ。
案の定、張り出された紙に自分の名前はなかった。「やはり」というのが正直な感想。けれど次の瞬間、言葉にならない焦燥感に襲われた。そこには何人か仲のよい友達の名前があったから。とても勉強家で努力家の友達。嫉妬でも羨望でもなく、私は焦りにかられた。『私は今まで何をしていたんだ 口だけ努力、努力を繰り返して 本当に頑張ってなんていなかった』。本当に頑張っていた人たちは、今、目の前に張り出された名前の人たちだ…。
今まで私は何をしていたんだ。


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S.Soraka [MAIL]