---□□草原で独り言□□---

2002年11月10日(日) 振り返ってみれば

外に雪がちらつき始めた。

ふと気付いてみたら、もう11月なんだと思う。
よくよく考え見たら、あと1ヶ月半で今年が終る。
本屋には年賀状についての本が並び始めて、
カレンダーもみかけられるようになった。
ディズニーランドはもうクリスマスムードで、
時々、今ごろからローソンの店員さんが赤い服を着ている。

夏休みが終ったのがついこの間のように感じていた。
9月が終わり、10月が終わり、
・・・もう11月。
どうしてこんなに時間は早く過ぎていってしまうんだろう。
私はもう高校2年になった。
あの頃、
神社でかけまわって、友達と外をかけまわって・・・
そんな頃に想像していた遠い遠い存在だった中学生。
自分は大人だと思っていた中学生の、あの頃に想像していた高校生。
ふふっ、おかしいです。
あの頃。高校生ってすごく大人で遠くの存在だった。
そして実際、今私は高校生になって、毎日電車に乗って学校へ行く。
でも、別に大人でもなんでもない。
ただ、がむしゃらに生きているだけ。
後悔しないように生きたいと必死にもがいている私。

毎日はどんどん過ぎていく。
気付いたら過ぎている。
ああ、でも私は今幸せだから、過ぎていってなんてほしくない。
大人になんてなりたくない。
けれど、私はいやおうなしに毎日をかさねて年をとっていく。
大切な大切な私の今。
すぐ過ぎていってしまうから、私はこの毎日がたまらなく大切に思う。
明日も、あさっても大切な私の時間。

こんなに貴重な時間だから、
私は一日一日をもっと大切に過ごしたい。
だから、毎日日記をつける。
一日を振り返って、
その日を思いおこして、
そして心にきざんで、それから学んで、
一歩一歩、ゆっくりでも、確かに成長していきたい。

振り返ってみるのを時々忘れることがある。
気付いたら、いつのまにか過ぎていた時間がある。
そんなとき「なんてもったいないことをしたんだろう」と後悔する。
まさに、今日がそうだった。

私達の歩いてきた過去には学べることがいっぱい落ちている。
だから、私はふと振り返って、それを拾う。
拾わなければもったいないじゃないか。
今にしか学べないこと、見落としてしまったら、
すごくもったいないじゃないか。




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S.Soraka [MAIL]