いつの日か咲く蒼い花を夢見て...ルル

 

 

産出記 - 2002年05月14日(火)

先日出産した友人が、出産レポートをくれた。

3回目の帝王切開。怖くなかったんだろうか。
私と同じように、小柄な彼女だが
いつもキビキビとしていて、明るく元気な人である。
3人目の妊娠は予定外だったと、当初笑っていたが
これだけはもう後戻りできない、前に進むしかないのである。

レポートには生々しい手術の様子や
頭が出る時の母の気持ちなどが綴られていた。
そして術後の傷の痛みや、母乳の苦労も。
でも、3人とも同じ顔をしている、そして自分ともそっくり
という文章からは子ども達への愛しい気持ちが
ひしひし伝わってきた。
感動して、涙が出た。

私も4年前に、お腹を切った。
果たして私には3回も切腹する勇気があるだろうか?
と、考えさせられたが
この度の彼女の頑張りには、少し勇気をもらった気がする。

10年後、20年後の私達家族の未来を想像して
これでいいのだろうか?
今できる事ってなんだろう?
知らんぷりばかりしていた今までの自分が
ちょっと現実に目をやってみれた、
そんな機会になったかも知れない。




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