原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2004年09月15日(水) パシ、パシッ

おいおい。
放っておくと鬱っぽくなっちゃうのはわかってるけど、世の中それどころじゃなかったんじゃないのかい?

「はぴひる」事件
詳細は
http://d.hatena.ne.jp/yutadesyo/20040909とか
http://d.hatena.ne.jp/maki-ryu/20040910#p1とか参照

視聴率が低いので焦ってやってしまったのでは、という感じ。
わたしはついつい「TBSなら大丈夫」と思ってしまう癖があるのだけど、現実にはいくら「金八先生」でGID扱っていようと、向井亜紀の発言の扱いとか今回みたいなこととか、まずいことはいくらでもやっているのだった。
所詮「売れればなんでもアリ」というのは、どこの放送局なら大丈夫なんてものじゃなくて本質的な問題としてどこでも抱えていることなのかも。

宅間守死刑執行
宅間守死刑囚に死刑執行、のニュース(Google)

これのどこがショックか、って、(あの許しがたい殺人鬼が自分と似たところがあるから、とかいうのはもうおいといて)これであの男はもう苦しまないで済んでしまう、ということだ。
もっと生きて生き恥さらして苦しまなければいけないのに。
できるだけ長いこと生きて、一生後悔しつづけてなんの救いも得られずに惨めに野垂れ死にするまで生かすべきなのに。

被害者の家族や周囲は「今すぐ死んでほしい(できれば自分が殺してやりたいぐらい)」と思っていただろうけれど、いざ本当に死刑が執行されて、心から「本当に良かった」と思っている人なんているのだろうか。
そう思うしかない、という性質の感情であるように思えて仕方ない。
これでは「殺す」ということの連鎖は、決して断ち切れない。

司法は宅間守に負けた。
まんまと引っかかって、あいつを死なせてしまったのは大きな失敗だ。

死刑は廃止するべき。

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……というような事件その他はおいといて。

笹野みちる

Coming Out!』(笹野みちる←HPめっけ♪)を読んだ。
少し、元気づけられた。

十二国記

DVDで『十二国記』(小野不由美)を見るようになった。
今のところ『風の万里 黎明の空』第三十話まで。
こういうお話を見て「う〜ん、教えられるところがある」と共感してしまうわたしは、いつまでたっても稚(おさな)いのだろうか。

森博嗣

墜ちていく僕たち』(森博嗣)を読んだ。
ラーメン食べると性別が入れ替わってしまう、というお話。
そのネタだけで5つもパターンを作ってお話を展開させている。
まあ、面白かった。
確かわたしが『Survival第1章』とか『間違いだらけの(?)選び』(「少年少女文庫」100万Hit記念作品『天使のお仕事』への投稿作品)とか書いていたのと同じ頃に書かれたものなので、もしかしたら森博嗣に見られたことがあったのかも? なあんて、気にしても仕方ないけど、でも、ちょっと似ていた。
(今、すごく久々に↑のあたりのページを見てみると、なんていうかものすごく「若気の至り」という感じて、正直恥ずかしい。
ちょうど手術したばっかりの頃に自分の作品が掲載されて、それに対してちょっとばかり批判的な感想が載ったからといっておお暴れしてしまったのだった。
あれは今思うととても残念)

ああ、そんなこと書いてるうちに、もうこんな時間。
やらなければならないことは山ほどあるっていうのに。もう。


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