原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2004年05月21日(金) うたう会

昨年からのわたしのかなり大きな楽しみの一つが、毎週第3金曜日(だから今日もそうだった)に開かれる「うたう会」だ。

学生時代にさんざんやっていたのだけれど、なんだろう、決して上手とかそういうのではないのだけれど、とにかく「声を合わせて一緒に歌う」という割とプリミティブな楽しみを、メいっぱい味合わせてくれるのだ。

歌われる曲も、今流行っているとかかっこいいとかいうのはほとんどなくて、小中学校の頃の音楽の時間に歌ったとかNHK「みんなの歌」でよくかかっていたとか、あと明治以降の「唱歌」とか。
わたしはそういうジャンルっていうか曲目も大好きなのだ。
(なんでそういうのが嫌いな人が多いように見えるのか?…… あ、理由は二つ:
1.小中学校の音楽の授業が大嫌いだった
2.音楽が資本主義にぴったり寄り添っていなければいけないような気がする
たぶんこのどちらかだろう。
特に後者が出てくると、そういう傾向が「多数」で「正しい」と思わされる人が増えてくるような気がする。
わたしは操作されたくない)

たーくさん、伴奏した。
そうそう、わたしは主旋律を歌うよりもハモりを入れるとか伴奏するとかのほうが好きだ。
(こういう場面でも「みんなと同じことをしたくない」と思ってる?
いいえ、違うんです。
みんなが歌っている旋律に、違う音を絡ませるのが大好きなんです)
なんか、とっても幸せな気持ちになれた。

嬉しい。


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