- 2004年05月11日(火) 産まない性
最近わかってきたこと。それは
「過ぎたるは及ばざるが如し」
ということ。
かつてわたしには、人類が地球にとって致命的な感染症であるかのように思えていた。
今ではそれは些か極端な考えだったと思い直している。
人類は他のあらゆる生物と同様、元々地球によって生み出された生物だ。
それなのに、いきなり「地球にとって致命的な感染症」になんか、なるわけがない。
にも関わらずそんなふうに見えてしまうには、それなりの理由があるに違いない。
簡単に思い当たることがある。
人類は地球上で繁殖しすぎているのではないか?
地球が許容できる個体数を逸脱しているのではないか?
生物である以上、子孫を残したくなるのは仕方がない。
でも、そのために人類がやってきたことは、あまりにも「わがまま」だったのではないか?
わたしは、これからの人類が、「産む性」だけでなく、「産まない性」も尊重することを希望する。
戦争なんかするよりも、平和に減っていこうよ。
多すぎるのはわかっているのだから。