原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2003年01月31日(金) 睡眠と充実した行動

★1・お疲れ>自分
★2・「風水業」と性教育(?)



★1・お疲れ>自分(断片集)

恐怖の「デニーズ座礁事件」!?
朝、お店から帰りがけ……っていつもより早く帰されて
物足りなかったから、ということもあるんだけど……
デニーズに寄ってデザートを頼んだ。
そしたら……

うわあ、眠い。
……もうダメ……

とか言ってるうちに、眠りこけてしまった。
途中何度も目を覚ましたんだけど、重くなった腰は容易には上がらず、
とうとう9時すぎまで、デニーズで「座礁」していたのだった。

なんか、仕事帰りのおっさんが「じゃ、ちょっと一杯だけ」とか言って
飲み屋に立ち寄ったら、そのまま酔いつぶれるまで飲んで午前様、みたいなのと
似ている、と思った。
お化粧も崩れたのをちぐはぐに直して、そのうち陽の光が射してきて、
……私のお化粧はドラキュラと同じで、日光を浴びると灰になってしまうの……
見られた顔じゃなくなって……

うう、みじめ……

チャリンコ通勤
ていうか「チャリンコ」って言葉、通じてます?
うちの地元で「自転車」のことをこう呼びます。
で。
昨夜、珍しく自転車でお店まで飛ばしていった。
理由は二つ。

一つ、他に間に合いそうな交通手段がなかったから。

二つ、晴れてたから。

といっても、月・木は「日付変更線の女」なのでした。
出勤は午前0時から。

らせんにて
劇団「らせん劇場」では、私は見習いなので、役をもらっていない。
(役を決める頃にはまだ顔を出していなかった、ということもあるけど)
なので、たぶん本番では裏方を何かやることになるのだろう。

で。

通常のお稽古では何をやっているかというと、
「代役」
が中心。
その日お休みした役者さんの代役。
だから、日によって当てられる役が違う。

昨日は、けっこう大切な役をやれた。
なんか、すっげー楽しかった。

おっとっと。
次回のお稽古のとき、昨日のことを上手に本当の役者さんに伝えられるようにしておかないと。

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というわけで、なんだか慌しくしていた昨日でした。
でも、なんとかもったのは、昨日の日記にも書いたけど、さんざん眠ったからだと思う。

今日もこれから、気持ち良さそうな陽光を無視して、眠りにつこうと思います。

皆さん、have a nitmare! (ウソ)
おやすみなさあい……

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★2・「風水業」と性教育(?)

なんか、突然思い立ってこんな書き込みをした>「If He Is Raped」の掲示板

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 ☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆
自暴自棄な内容なので、不快に感じる方がいるかもしれません。
自分を大切にしたいと思われる方は読まないほうがいいかも。
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別れた妻の子どもに仕送りしたい。
横浜、行きたい。
他にも、行きたいイベントがある。
自分という作品を、もっと磨きたい。

で。

セクシャル・ハラスメントの巣窟のような「ゲイバー」で「常勤」として働くことにしたのでした。
(月〜土)
もちろん、常にセクハラだけで営業が成り立っているわけではありません。
けれど、その面が「ウリ」なのも確かです。

この場合、お客の男性から→ニューハーフ=元(または「本当は」)男性へ のセクハラ、ということになります。

こう言われたらこう返そう、ああされそうになったらこう防御しよう、と
まるで「格闘技」か何かのように、日々セクハラを上手にかわす術を鍛えております。
ある面「現場研修」のようなことになっているかも。あっぶねー。

でもね、でもねー。

小学校で「プライベート・ゾーン」のことを習い
(プライベート・ゾーン=性器や「体の触られたくないところ」のこと;
ここはお互いに大切にしあうもので、むやみに他人のPZに侵入してはいけないし、
他人からの侵入を許してしまってもいけない、ということ)

中学で「性的な人間関係のあり方」とか
「(避妊も含めて、でもそれだけじゃなく)良いセックスのあり方」とかを習い

高校で「セックスと社会」について学ぶ機会があれば

お店=セクハラの巣窟、なんかになりはしないだろう、と思うのに。
プライベートゾーンに侵入してくる客がいたら
「お客さん、小学生に笑われるよ」とかわせるじゃん。

でも、そこまで性教育が充実してしまったら、
いわゆる「風水業(風俗、水商売のこと)」はすっかり様相が変わってしまうでしょうね。

そんなこと考えるの、私だけ?


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ていうか、それでもゲイバー業界は成り立つのか?

最近「ニューハーフ」は社会的にそれほど珍しい存在ではなくなってしまったし、
そういう人たちの存在が「実は違法」とかいう考え方をする人たちもどんどん減っているので (当たり前ぢゃ!(怒)、
(それは「性同一性障害」への社会の認知度が高まってきたから、と思うけど)
「ニューハーフでーす」というだけで物珍しがる客もどんどん減ってきている、と思う。
(あ、これは逆で、「認知度が高まっているから一度は見ておかなくてはソン」という考え方かも?)

いずれにせよ、ニューハーフとしての存在価値を自己確認し、お客さんへアピールするには
何らかの「プラスα」っていうか「芸術性」が必要だと思う。

私、そろそろ自分の肩書きを「ゲイジュツ家」(←カタカナであることに意味がある)にしようかしら。

なぁんてねっ!

わお、コンビニから呼び出しだ。
行ってきまぁす! ……

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