原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2003年01月28日(火) 迷走……

★1・アルコールなんて大嫌い!
★2・対応策



★1・アルコールなんて大嫌い!

「お店フルタイム」とか言い出したくせに、初日から早くも挫折感。

考えてしまう。
「私はお酒がほとんど飲めません」
「甘えてんじゃないわよ!」
「体の中にアルコール分解酵素がない……」
「薬やめたら?」
……私が言ってることは、いちおうぜんぶ本当のことなんだけど……
常識が違いすぎる。

誰でも(私も)そうだけど、自分が知っていることが「正しい」と思っているから、
他人がいくら「それは間違いだ」と言っても、聞く耳は持たない。

それにしても、ここ2年半、ほとんど同じことで悩んでしまう。
「お酒が飲めないのにこんなところにいていいのか?」
お酒が飲めなければいてはいけない、というのは
お客さんにも当てはまってしまうような気もするのだけれど……

でも、いずれにしても、お客さんの前で船こいでしまうようじゃ、接客は失格だよね。
理由が何であろうと。

「私はお酒が飲めません」
「誰だって飲まなきゃダメ、売上のために」
「でも飲めないので、やっぱこのお店は辞めます」
ううーっ、そんなのあまりにもバカバカしすぎる!!

お酒で5000円のボトルが入れられないのなら、
ソフトドリンク5杯飲めば同じ金額になるじゃん。
それじゃあダメなわけ?
ダメだとしたら、その根拠は?

煙草についていろんな人(喫煙者)と言い合いした時にも感じたけれど、
薬物依存のせいでそのことについては「正常な判断ができない」ように見えるのは、
私だけの極端な見方?
「お客さんが飲んでるのに、なんで接客するこっちが飲まないの?」
中には店の子は飲んじゃいけない、というお店もあるという。
(女の子=純女の子のお店だけど)
「純女(じゅんめ)」=遺伝子XX、生まれた時からの女性のこと。

そういう店を、自分で出せればいちばんいいのだけれど……

そんなところにお客さんは来るのか?
それがどうしても読めない。

とりあえず、今は二日酔で自己評価も物凄く下がっていると思うので、
このくらいにしておこう。
(危うく「私は死んだ両親の期待に答えられず、見捨てられたんだ」などというところまで
妄想が暴走してしまうところだった、ってこれは語呂合わせじゃないよ(-_-;
私の思考も迷走中…… 瞑想して落ち着こうかな……
もうそういうふうには考えないで……ゴメン、苦しすぎのダジャレだった)

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★2・対応策

「優秀な人ほど辞めていく」……
まあ、無理も無いか。

お酒飲まないでもやってけるお店、ないかなー……

とか思いつつ、今はもう17時すぎてる。
また寝直して、19時に起きたらちょっと遅いかな……

お酒飲まなくてもいお店。
ないかなー……
いや、いくらでもあるんだろうけれど、
私が巡り会えないだけ。
それとも、昼間お店を借りるとかしたらいいのかなー……。

会員制の「女装クラブ」とか?
もうこの町にはあるだろうな、そういうの。
それに、私は「女装」は嫌いだし。
(念のため、私はある程度女性的な体になってるのに
男の格好なんかしたら醜い、と思うから女物しか着ない、それだけです。
女装じゃなくて「自分らしい格好」。……ああ、これもじょうずに説明できないや。
この部分、言葉だけ見たらTV(トランスヴェスタイト、異性装者)に
喧嘩売ってるみたいだもんね……そんなつもりはないんだけど)

今日は何があっても決して飲まないようにしようかな。
ソフトドリンク飲んだって、売上にはなるもんね。
5杯飲まないとボトル1本分にはならないけれど、
少なくともアルコールよりはましよ。

ああ、彼らの幼稚な策略がうざったい。
それにやすやすと乗せられてる自分がはがゆい。

まあ、今日はとりあえず対抗策を講じてみて、
その上で相手の反応でも見ましょうか。

くだらない争いなんてしたくないんだけどね。

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