原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2003年01月07日(火) 新座市の意見書 元旦の続き……途中から最悪の事態へ

★1・新座市議会の意見書
★2・「6か条」について〜音楽のこと
★3・後始末

記事を追加しました:

200301011・今年の方針・目標

200301053・Mad Hare

取り急ぎ。



★1・新座市議会の意見書

杏野丈ホームページ掲示板 http://www.harikatsu.com/sose/bbsboard.htm
に掲載されていたのを見つけたので、こちらにも転載させていただきます。

以下転載---------------------------------


さて、新座市の谷合議員より、昨年12月19日に議決された意見書の全文をいただきましたので掲載いたします。

基本的な内容は小金井のものとほぼ同じですが、「性同一性障害者」の記述につき再度変更依頼を行いましたので、表現が改まっています。

============================================================================

 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書        

 性同一性障害とは、心の性と身体の性が一致しないために、そのギャップに苦しむ状態をいう。
わが国では、1997年に日本精神神経学会によるガイドラインが定められてから、外科的治療の性別適合手術が合法的に可能になり、翌年には、初めての正当な医療行為として手術が埼玉医科大学で行われた。その後、手術待ち希望者が多いにもかかわらず、現在で手術は21例が報告されているに過ぎない。
性別が記載されている住民票を提出できずに、アルバイトでしか就労できない、家を借りることが難しい、国民の権利である選挙権さえ行使しにくいなど、日常的な普通の生活が出来ず、又、医療面でも専門医は限られ、保険適用もなく、経済的にも大きな負担となっている。
「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」が2000年の12月に制定され、関連の答申「人権救済の在り方について」及び「人権教育・啓発に関する基本計画」では、性同一性障害を有する者の差別を解消し、人権の擁護に資することをうたっているにもかかわらず、当事者の不自由さは何ら変わっていないのが現状である。
戸籍と異なる性で生活する性同一性障害を抱える人々のために、以下の法の制定と社会環境の整備を早急に求めるものである。 


1・戸籍の性別訂正を可能にする法の制定
2・公文書の性別記載の再考と可能な限りの削除
3・就職、不当解雇、職場差別などの禁止
4・治療の保険適用・医療機関の拡充など医療面での国の支援
5・教育、医療関係従事者など、性同一性障害に関わる専門職の人々への研修
6・セクシャル・マイノリティを含む性教育の充実及び教育現場での理解
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

      
      平成14年12月19日
                           新座市議会
                                           
 内閣総理大臣 様                      
 法務大臣   様
 厚生労働大臣 様
 文部科学大臣 様

---------------------------------以上転載

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★2・「6か条」について〜音楽のこと

元旦の記事にまた追記:2.3.4.も、わかってるようでやっぱりできていないことも多いと思います。

2.辛くて苦しい時……
ぜんぜん関係ない人(たとえばGID板の「名無し」さん、とか)に八つ当たりしてないか?

3.限界設定
体力の限界を超えてしまうほど楽器弾いたり音楽にハマったりしてるじゃん。

アディクションは、どんなに穏やかなものでも「限界を超えて」ハマってしまったら
何かしら生活に「害」を及ぼす。

それは、アルコール依存(←この「依存」という言葉が「アディクション」とほぼ同じ意味だと思ってください)とか
麻薬、煙草など、わかりやすい薬物系の依存ばかりでなく、

たとえば「仕事依存」→1日16時間働きづめで、家族とは顔も合わせず寝に帰るだけ、とか

「子どもに依存」→子どもが何もできないからといって何でもかんでも先回りして
主体的に自分でやらせる、ということを奪ってやってしまう、「子育て」と称して=
=これも「依存」の一種で「共依存」と呼びます=、とか

いつでも誰か「愛する人」がいないと自分が不安定になってしまう「恋愛依存」とか、
いくらでもある。

私が「音楽に依存して『男を演じる』」こと自体は、社会適応できていたんだから
別に悪いことではなかったけれど、
たとえばその「せい」で仕事をクビになる、とか
家族を顧みなくなる、とか
体調を崩す、とか
そこまですると、さすがに「音楽やってるせいで云々……」と言われることになってしまう。

私は、自分のことを男でも女でもなく
「音楽だ」と思おうとしていた頃があって(笑)(でも事実……いや今でもそう思ってる、マジで)、
その頃は、自分にとってアイデンティティでさえある音楽を「守る」ために
周囲(って元パのことだけど)から非難されないような活動を心がけよう、としたことがあった。

実は、それが「限界設定」ということだったのかも。

4.順次、害のないアディクションに……
どうせ何かに依存してしまう体質なら、
たとえば弟に抱きつこうとするのではなく(弟にとっては「セクハラ」に近いぞ、それ!!)、
ちゃんと彼氏を作って甘える、とか。
(実行できてるもんっ♪ あうう、ノリタンタンから突っ込まれるぅ〜〜(^^;)

たとえばネットにハマるのでも、他人の掲示板で嫌がられるカキコをするんじゃなくて
自分のHPの更新に精を出す、とか
(笑……えません(-_-;)

音楽にハマるのでも、CD買うのは月に1枚まで、とか
MD録るなら必ずラベルをつけて整理しておく、とか
楽器やるならちゃんと出し入れする、とか
……なんか、こればっかやたら「規制事項」が多いのはなぜ?
まあ、音楽は私にとって「セックスより気持ちいい」からね……
でもセックスそのものもバランスとってやるようにしないと、
だんだん不安になっていってしまうんだろうけど。


あー、めんどくさい。
なんで音楽と関わる時は、こんなにあれこれ考えてしまうんだろう?

(このへんから音楽の話)

……
ひょっとしたら、私は音楽を自分の体や心、人格、そういったものよりも
ずっと大切にしているのではないのか?

だとしたら、「音楽」と「自分自身」のバランスもとってあげないと。

そのための最良の方法は、
音楽を仕事にすること……
あ、いやだ。「仕事」じゃかわいそう。だって距離をおいてハマらないようにしないと
続けられないもん。

でも、何であれ、音楽を続けられるように努力すること。
他の生活に支障をきたさないように。
誰かに「音楽を止めろ」と、二度と言われないように。

「音楽を止めろ」……生まれてから今までに、2度その言葉に屈服したことがある。

1度は父親から、「勉強できないのはくだらないクラブ活動のせいだ。ブラバンを辞めろ」
と言われた。
言われ続けている間は突っ張ったけれど、合宿の費用を出してもらえずに参加できなかったことがあって
「金の力に負けた」。
だから、私はしばしば「お金が嫌いだ」と言う。
でも「嫌い」と思うと相手からも嫌われるものなので、最近はそうは思わないように心がけている。
それに、彼氏にも言われたもん:
「こういう川柳、知ってるか?
『世の中は 金と女が 仇(かたき)なり』―って。」
私「?」
彼「『早く仇に 巡り会いたい』、って続くんだよな」
私「それじゃ川柳じゃなくて狂歌じゃないの、下の句あるんだから」(笑)
とってもありがたい言葉だ。

(-"-;(-"-;(-"-;=このあたりからとっても自罰的なことを書いています。
 あいづの「自罰」がみっともないと思う人は、読まないほうがいいかも=(-"-;(-"-;(-"-;


もう1度は、結婚して子どもができ、なのに私が子育てにあまり参加せずに
音楽活動に精を出してしまっていた時……
ていうか、(それだけでも充分ひどいと思うけど、なんと)それだけじゃなくて、
モテていたのに自己評価が低くてそれに気付かない私に近づいてきた女がいて、
私はうまいこと篭絡され、「浮気」してしまったのだった。
当然、元パにはさんざん非難されたし、私も「自分はなんてひどいヤツなんだ!」と
自分を責めていた。(当然だ!)

けれど、あれ、私のほうから浮気した、っていうより、
その女に惑わされたんだよね。
その子は、名前も姿も、私が元から女の子だったら……と考えると理想的な子だった。
だから、簡単に引っかかった。
(やっぱりダメじゃん、結局(-_-;)

そのことが元パに知られると、当然だけど、それこそ「人でなし」同然に言われた。
「あなたは音楽活動を隠蓑にして浮気をしていたのね!!
そんな活動は今すぐやめなさい!!」
……ええっと、この後どういう順番でものごとが起きていったのか、よく覚えていない……
とにかく、私は会社をクビになった。
それから、音楽活動を止めた。
止められるように、音楽と活動時間帯が重なりあうことの多い予備校教師へ転職した。

……それにしても、理由が何であれ、やっぱり私はヒドいヤツだ、と今でも思う。
そういうことが2度とできない立場・姿・体になって、本当に良かったし、
素直に男性を愛することのできるのは自然で楽だ。

この記事を読む女性(TS含む)が、できれば私のことを「本当にヒドいやつだ」と思いませんように。(ムシがいいですよね……)
今の私は、もうそんな人間ではないのです。

「浮気男」の私は自殺しました。

……? (-"-;
「男の自分も否定しない」って言ったばっかりじゃん?
なのに「自殺した」ことにしちゃうわけ?
なんか、筋が通ってなくてさっぱりわけわかんないけど??
おまえ=自分はやっぱり、浮気はする、仕事ができずにまともな収入も得られない、
そういう情けないだけの「ダメ男」じゃないのか?

ま、まずい(-_-;
自己評価下がりっぱなしじゃん!!??

……ええっと(-"-;
……(-_-;
……(-_-;

あ、わかってきた。
1) ふつう、こういうことは自分でも思い出さないようにするもの。
2) まして、それを誰が読んでもおっけー、みたいなこんなところに書いてはいけない。
 (少しずつだけど、どこかの掲示板で「クソあいづはやっぱり浮気するようなダメ男」とか
 私を叩く言葉が書き込まれるのがわかるような気がしてきた……)

私は隠し事が大嫌いです。
だから、ここにも書いてしまいました。
実はそれで、私も私の元パも、さらには当時の浮気相手も(?)、まして私の子どもにも(?)
何かしらの迷惑がかかるかもしれない、ということには思い至りませんでした。
なので。
このことは、もう2度と書きません。
でも、それでも書いてしまったものは書いてしまったので、
誰に叩かれても文句は言えません。とか言いながら、反論しちゃうんだろうけど。
それに「2度と書きません」とか言いながら、
1度書いちゃったんだから後は何度やっても同じ、とばかりに
(それって「犯罪者の心理」じゃん!! うえ〜ん、自己評価は下がる一方……)
何度も書くようになるんでしょうか。

あーあ。

「あいづりか」=「あいつばか」。

何度自殺すれば気が済むんだ?
(本当に死ぬまで終わりはないよーーだ! だって事実だもん)

そんな私に「性同一性障害」を名乗る資格があるのか??
新座市の意見書をコピペするのも、なんだか欺瞞的に見えてきた。

……

私は……自分が「性同一性障害」と名乗ることを剥奪されても文句は言いません。
……せめて……
せめて……
罪滅ぼしとして、でも……
何らかの社会参加がしたいのです。
「男性性被害」の自助グループもそうだし、
性同一性障害を抱える当事者がより生きやすくなるように努力するのもそうだし、
ACのことを学ぶのも、人格障害について知るのも、
全部「罪滅ぼし」なのです。

……ああ……
こんなこと、ここにひけらかしてもいいのか。

寝込んでしまいそう。
なんでこうなるの???? ……
(と、泣き崩れる私…… 私も「演技性人格障害」の気があるようです……)

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★3・ゲロの後始末(-_-;

書いちゃったものはしょうがないけれど このまま放っておくのも怖いし
これからメンタルのお医者さんのところへ行って
前の記事 見せて
いろいろアドバイスしてもらおう

そのために かれこれ3年も このお医者さんにかかっているのだから

いちおうわかってる
いくら 本気じゃない と後から逃げごとを言ったとしても
ネット上に書いてしまったことは
他人が見たら それまでのこと なのだ

私はもう あんな汚い ダメ男のやるようなことをする
そんな人間じゃないです



いくら言っても
おまえのは言い訳だ と
言われてしまえば それまで

大阪で小学生を何人も殺した人と
本質的には 何にも 変わらないじゃん

ああ だめ
また 自分を悪者にする癖が

そうそう ハリー・ポッターの新作に
ドビー という名の 屋敷僕妖精 が出てくる
そいつが
悪い主人に仕えさせられて
「ドビーは悪い子! 悪い子!」
と叫びながら 自分の頭を何度も 物にぶつけたり
「心から尊敬する ハリー・ポッターに忠告するのです」みたいな
実は悪い主人から自分が命じられていることをするのを
なんとかしてハリーに伝えようとしたり とか
そういうのも 私の「自罰」と よく似ている

ハリー・ポッターは メンタル系で 面白いヒントを いっぱいくれる
刺激が少ないのは ハリーがまだ 中学生だから
対象者が 主人公と同じ年齢だから

魔法使いや魔女をそのダークな面まで描いてしまったら
きっと「〜指定」とかになってしまうでしょう
そんなことになったら 世界中で同時上映なんて
できないもんね

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