- 2002年12月03日(火) 派遣会社に登録…… 「危険なファンタジー」
★1・危険なファンタジー
★2・行ってきました
★3・ったく……
★4・「私怨」今日、派遣会社へ登録に行きます。
なのに、今[6:05 02/12/03]。
こんな時間に目を覚ましてどないすんねん?
しかも、某HPの掲示板にこんなこと書いてるし。
(あ、しまった↑ぜんぜん「某」じゃないじゃん(^^;
「If He Is Raped http://www.comcarry.net/~genbu/」です)
以下転載---------------------------------
ファンタジーと現実の「連鎖」 アウィズム - 2002/12/03(Tue) 02:07 No.1802
(一部略) 私もセクシャル・マイノリティで、トランスセクシュアル、しかも「MtF(男性から女性へ)」で、今は女性として生活しています。
自分が女性だと認識しているのになんで男性の性被害のHPによく来るのかといわれれば、私にとって(晴れて女性に戻れてからはともかく)私の受けた性被害は「男の子として」のものだったからです。
それで……
**以下、直接的な性に関わる表現が多く出てくるので、フラバ注意です**
うまく言い表せないのですけれど、××さんが取り上げている「雑誌の劇画のこと」と、○○さんがおっしゃっている
>暴力的なファンタジーが蔓延した結果、現実がファンタジーの暴力に食い荒らされる
ということ、私も思い当たるところがあります。
あまりにも危険で「被害者」にとって大きなダメージを及ぼすような内容でも、それがファンタジーとなってしまった人にとっては、とりあえず「性的な興奮・快楽・満足」を得るための道具となってしまうことってあるのでは。
その人にとっては、どんなに他人に被害を及ぼすものであっても、性的な満足感を得るためにはそのための危険な行為をするしかなくなる。
そしたら、今度はその被害者が、「被害の自覚がない」ことから、同じようなファンタジーにのめり込んでいく。
これは、恐ろしい「ファンタジーの連鎖」なのではないでしょうか。
実を言うと、私自身もまさに上に述べたような「ファンタジー」があって、結果的には知らないうちに「逃れた」けれど、もしも逃れることができなかったら間違いなく「犯罪」としか呼べないような状況に陥ってしまったかもしれない、という経験があるのです。
危険なファンタジーから逃れられずに犯罪にまで突き進んでしまう人が現実にいるとすれば、その人はなんと不幸なんだろう、と思ってしまいます。
(現在では、そうした「加害者」を罰することはあっても、加害者を危険なファンタジーから救い出すケアは、おそらく全く考えられていないのではないでしょうか)
もちろん、被害に遭った人は、その人自身が新たに「危険なファンタジーの連鎖」に走ってしまう危険も含めて、出来る限り手厚くケアしなければならないのも当然だと思います。
(あと、私はつい「連鎖」を強調してしまうところがありますが、周囲から何のケアもなければ絶対に連鎖してしまう、というようなつもりではありません。被害者の人間的な成長の中で、自然に危険なファンタジーから離れることのできる人だっている、と信じています)
正直なところ「こんなこと書いていいのか」とも思うし、私はまたしても「自罰癖」を発揮してしまっているのか、とも思います。
けれど、私も↑で他の人たちが触れている「ファンタジー」の載っている雑誌とか、見たことがあるので…… ああ、そうか、私自身が少々フラバっているのかもしれませんね。
こんなことを書いたのを読んで気分が悪くなってしまった人がいたら、本当に申し訳ないことです。
けれど、この問題は意外と奥深いのではないでしょうか。
---------------------------------以上転載
……それにしても。
私にはなんと多くの「向き合わなくてはならない過去」があるのだろう。
ほんと、「sigh(サイ、と読んで意味は『ため息』)……」派遣会社の登録に行ってきました。
実は、もうだいぶ前から(2年くらい?)「派遣会社への登録」のことは考えていたけれど、
そこまでの勇気が出るほど、たぶん精神的に回復できていなかったのだろうと思います。
でも、それ以上に「彼氏」の存在が私にとって大きな励ましになっている、というのが
正直なところだなあ。
ちゃんと稼ぐ。
ちゃんと養育費、払う。
それで初めて、新しい愛に向かっていくことができる。
そうでなくちゃ。
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ちなみに、私は派遣会社への登録の際、「性同一性障害」についてはきっちりカムアウトしました。
そのせいで派遣先がなかなか出てこない、というのならそれはそれで今の社会の限界だと思うし、
それをぶち壊すように駄々をこねようとも思いません。
それに、隠しても後からトラブルになるのは目に見えているし。
金八先生とか安藤選手とか、他にもいろいろとGIDについて報道されていて、
(それはもちろん、いいことばっかりじゃないけど)
どうしても隠し立てしなければ生きていけない世の中では、もう、なくなっているのです。せっかく格調高い雰囲気だった「杏野丈ホームページ掲示板
http://www.harikatsu.com/sose/bbsboard.htm」が
私に対してわけのわからないネンチャクくんが、ばかみたいな煽りを入れてきたおかげで台無し。
自分の問題をまるで人のせいみたいに言うな!
(オマエモナー>自分? いいや、今回は断じて違う!
尊敬している杏野先生の掲示板を汚したアホが憎い……けれど「死んでほしい」とかは思わない。
勝手に自滅してなさい、と思う>過去の私とどこか似ているので私のことが気になって仕方のないネンチャクくん)
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その後、さすがに気になってるので行ってみたら、またネンチャクくんが私にからんでた。
掲示板の運営に迷惑なので、もう相手するのはやーめたっと。同じ「しえん」という発音なのに、「支援」とはぜんぜん逆の意味になってしまう。
「杏野丈掲示板http://www.harikatsu.com/sose/bbsboard.htm」に現れたネンチャクくんは
たぶん私がSRSを受けてしまった、ということに対して妬みを感じているのではないか。
それも、ガイドラインには乗らず、NHルートで突っ走ってしまった、とか。
私にしてみれば、生きるか死ぬかの瀬戸際の選択だったので、
NHルートだろうとためらってはいられなかった。
そういう事情を知りもせず、
「あいづは妻子を捨てて勝手なことをして、ずるい!
漏れ(確かそういう一人称を使ってる人がいた)はガマンしているのに」
とか思い込んで、1人で心の中で私を悪者にしているのだろう。
「他人の気持ちをどうのこうの」と言うくせに、その「気持ち」の中身を表現することはできない。
まるで「DV予備軍の男の子」。「言えない気持ち」を表わすのに、結局暴力に走ってしまうんだろうな。
あわれだ。本当に、あわれだ。
ネンチャクくんのあわれな心の中を見透かすと、さすがにかわいそうで泣きたくなってくる。
でも、ヘンに同情的なこと書けば、たぶんまた調子に乗って煽ってくるだろうから、
心を鬼にして無視することにしよう。
無視する勇気を持つことができる自分を、誉めてあげよう、と思う。