- 2002年09月29日(日) 奇遇!!!! 性被害とGID
昨夜に続いて。
これまた、すごい「奇遇」で「男性性について考える」ことを目的とした会の人と、知り合う機会があった。
近々に連絡しよう、と思った。
ええーん、すごく興味深いことなのに、今はこのくらいしか書けないよー(;_;)
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そうそう、昨日「月刊フラワーズ」発売されたんだ。
買ってこなくちゃ♪とある「さぼーるグループ」の「GID板http://www.bbs2.jp/gid/index.html」に
こんなことを書きました。
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性的被害からの回復のために(生物学的)異性としてのアイデンティティを築き上げるタイプ。
はっきり言って痛ましくて仕方ないけど、MTFの場合だと
「男性からレイプされた! 自分はゲイじゃない! ということは、自分は女なんだ!」
という体験をした人、けっこういるのではないでしょうか。
自分の体験についてのこういう解釈は、それでも本当に回復するための支えになんかなるのか、
と言われそうだけど、
特に男性が性的被害にあった時、そのことを周囲の信頼できる大人や友人に
打ち明けることもできず(だって「男が性的被害に遭う」なんてありえない!と思っている人、多いでしょ?)
自分の心の中でだけ、一生懸命心の傷をかばおうとしたら、
上述のような「解釈」→精神的安定 を図ってしまっても
それを責めることはできないのではないでしょうか。
これが「後天的GIDの性虐待起源説」です。
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このことを確信せざるを得ないようなこと……
多くの人たちの「自分史」に書いてあったりなかったりするけれど、
誰かから「性的侵入」を受けた結果として
性別についてのアイデンティティが大きく揺らいでしまって
結果的に「GID(性同一性障害)」と同じような症状を引き起こすのでは。
または、そういう原因でなったのも、
(「中核群」「周辺群」というのはおいといて)
一言にまとめればGID「そのもの」なのでは。
「性的侵入」といっても、いろいろあります。
*★*ここから先、性的に露骨なことが書かれているのでフラバ注意!!*★*
もちろん、はっきりと「レイプされた」と言えるような事件に遭っているのだったら
それは本人も自覚できることだし、対処のしようがあるでしょう。
・ところが、たとえばこんな例は:
「幼稚園〜小学校ぐらいの頃に、よく父親or母親におちんちんをつままれた」
↑「そんなのはよくあることだし、そんなものまでいちいち『性被害』というのはひがみっぽくてオカシイ」
と思いません?
ところが、実はその話に「つづき」があって、
「その親はおちんちんをつまむたびに『切ってしまおうか?』と言って私を脅した」とか。
学齢に達すれば、そんなの本気でやるわけない、とわかるけれど、
5、6歳の子ではそんな判断、まだできないのでは。
・あと、中学〜高校にかけて:
「やーい、オ○マ」といわれてからかわれるくらいならまだしも、
「おまえ本当にちんちん付いてるのかよ!?」と言われ……それだけならまだしも(-_-;
パンツを剥かれて多数の同級生たちに見られてしまった、とか???
いろんな場面で、
よくよく考えてみれば「痛ましい」というような言い方をしなければならないような事件に
「男の子」があっているのです。
しかも、それは「男の子が『性的な被害に遭う』なんて考えられない」という「一般常識」によって
抑圧され、葬り去られてしまうのです。
私は、(特定のところにしか書いていないけど)
自分自身が「性被害に遭った男の子」だったことがあります。
それはとても小さな頃だったし、
はっきり言って自分がどういうことをされたのか、
それすらもろくろく自覚できないような出来事でした。
……そうして……
そのことのせいかどうかよくわからないけど、
私は更に恐ろしい体験をすることに……
今は書けません。ここでは。
ごめんなさい。