どうして女ばかりが集まると至極下らん言い合いになるのだろうか。 中身がカスッカスでプライドだけ凝り固まった男もクソみたいなものだが、 女は高いプライドを隠そうと他の何かしら正しそうなもので外側を包んで 如何にも真っ当そうな顔をして物を言うから始末に困る。 勿論自分も例に漏れずそういうところがあるのを分かっているからこそ 他人のそういう醜い争いを見ると眉を顰めてしまうのだが、 自分が悪いと認めたからにはどんな不平不満があっても、 たとえそれが客観的に見て妥当な抗議であったとしても、 ぐっと呑み込んで「ごめんなさいね」と場を丸く収めるのが大人じゃないかしらと思う。 お前それは言いすぎだよ、とかいうようなことは 第三者が忠告すればよいことであって当人たちが言い合うべきことでない。 喧嘩相手に言われたって腹が立ちこそすれ、素直に受け止められっこないんだから いくら親切心を装ってみても(仮に本心からだとしても)無駄に泥沼化するだけだろう。 どっちも悪いんだから水掛け論に終始して得るものなど無く、 皆が気分悪くなっておしまい、という顛末になるのが目に見えているだろうに。 それでも文句を言わずにはおれない女って哀れな生き物なんでしょうか。
黒澤明の「羅生門」を見たのだが、あれは「羅生門」っていうより「藪の中」ですね。 で、原作の「藪の中」では明らかにされなかった真相が 黒澤監督なりの解釈で提示されていたのだが、なかなか面白かった。 人間なんて自尊心に突き動かされるちっぽけな生き物なんだなぁ、とか思った。 ……あー! 「君の名は」(で合ってる?)のビデオ借りたかったのに忘れてた。 まぁいっかー。ビデオ屋なんて週に三回は行ってるもんな、いつでも借りられるや。 っていうか仕事でそんだけ行っといて、 仕事のない日にわざわざビデオを借りに行く自分は馬鹿なんだろうか。 なんか仕事の後だともう店内に入る気しないんだよね。そんなもんよね。
|