2001年11月14日(水) |
ラッキーおじいちゃん |
ジンクスとか、自分ルールみたいなものを割とよく作っちゃう。 なるべくネガティブじゃないもの。 例えば、地下道を通らないで帰ったほうがステキ、とか。 で、そんな中のひとつにラッキーおじいちゃんというのがある。
確かラッキーおじいちゃんと私は、5月ごろ初めて出会った。
ラッキーおじいちゃんはいつも愛犬らしき黒い柴犬を連れている。 ラッキーおじいちゃんは大きな声で私に挨拶する。 「おはようございます!」 「こんにちは!」 楽しそうに言う。 以来たまに道端で会うと、挨拶しあうようになった。 そしてその日は何だかいいことが起こるような気がした。 信号に引っかからない、とか。 だからラッキーおじいちゃん。
ラッキーおじいちゃんは真っ赤なTシャツがお気に入りらしく、よく着ていた。 そのキャラクターに似合ってる。 余談だけど、原色をお召しの老人っていいよね。
そしてそして。 夏が終わってから2ヶ月ほど、さっぱりラッキーおじいちゃんに出会わなくなった。 「もしや…」 不吉な疑いを持った、、、 「死んでしまったの?!」
ふふふ。けどね、 さっき夜道を歩いていた私に、背後から、 「こんばんは!」 元気な声が聞こえた。 おじいちゃんだった!! いつものように、かわいい黒犬を連れて。 寒空の下、衣替えしたラッキーおじいちゃんは、 真っ赤なピーコートを着ていた。
ワァイ!
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