*-* こころ *-*
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私の(厳密には連れ合いの)手伝いをしてもらい それからは日に何通かのメールをするようになった。 仕事の息抜きメール。 仕事のちょっとした愚痴や彼女の事とか たわいない事を書き綴った短いメール。 PCメールをもらうようになってから程なく携帯からメールをもらうようになって 何の気なしに私も携帯からメールを返信してた。 ま、携帯の方がどこに居ても連絡がつきやすいし便利だったし。
次の週こちらで開かれるオフ会の為にまた週末くることになってたんだけど Nobuから『電車乗ったよ』ってメールが有った。 私もそれに返信をしてこちらに到着するまでの間何通かのやりとりをした。
連れ合いの事情で30分ほど遅れて会場に到着したんだけれど Nobuは私が部屋に入ってきたときから見てたのかすぐに目が合ったんだけど 笑い返してとりあえず主催者の人に挨拶をし、手伝いをしながら 知ってる人と話したりしていた。 一通り回ったところでふとNobuとすれ違う。 そこで改めて『Nobu~』と声をかけた。 私の中で何かが少し変わり始めていることをその時少し感じたかな。 ほんの少し甘えてる私が居たようなきがする。 他の人との輪の中で気がつくとNobuが隣に座っていて 直接話をするわけではないのだが傍に居てくれる心地よさを感じてた
1次会が終わり2次会に行ったときはNobuは私の連れ合いと同じテーブルに座り ずっと話していたよね。
一応そのオフ会はそこで終わって 3次会はごく仲間内だけで急遽私の家でする事になった 移動に時間がかかることもあり、先にその場を失礼する事を主催者に伝え 残っている人達に挨拶をして回っている途中後ろからNobuに囁いた 『Nobuはこれからどうするの? うちで3次会するけど来る?』 そこの席でNobuだけを誘うのは変だったし 私とNobuがそんなに親しいとは誰も思っていなかった事だったから 大きな声で聞けなかったのかな? 一応困った顔しながら『いこっかな?』って 周りが「??」と考える隙も与えずさっさとその場を離れた。 連れ合いに了承を取ったのも外に出てからの話だったくらい。
帰ってお酒の用意をし、つまみの用意をしみんなで飲みだした。 私の連れ合いはお酒が飲めない人なのに珍しく最後まで付き合ってたな 一人の人がつぶれちゃってとりあえずお開きにしようと思ったときには Nobuももうじゅうたんの上で転がってた。 その上に毛布を掛け電気を消し、私と連れ合いは2階へ上がった。
翌朝ちょっと二日酔い気味の頭を振り振りしながら 下へ降りてきたときにはもうNobuは起きていた。 朝食をとり、しばらく雑談をして夕方から彼女とのデートという事だったので 駅まで送って行った。 連れ合いも居ない2人だけの時間。ちょっと緊張しながらも色々な話をした 多分そのときにNobuが話したNobu自信の事 きっと誰にでも話さない事をしてくれたような気がする。
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