たくさんの偉人先人を送り出したなぁ。 まだかろうじて、こちら側におりやした。 元気だった?
日記のネタはバンクーバーからソチへ。 4年ぶりかよ。俺はオリンピックか。 新鋭ソトニコワにぶっちぎられた幕開けだったが、やっこさんは相変わらずの落ち着きだった。 浅田は、精神の支えをほぼ失ったままの数年間。 誰かが精一杯やったことを、「もっと」だの「なんせ」だの、こきおろす権利が誰にあるってんだよな。 彼女を給料もらって「支える」仕事してるはずの人間のほうこそ、努力すべき。
一方、佐藤コーチ。久々に「先生」を見た思いだった。 しゃんとしてて、心身常に平常で。 清潔で、しっかりした教えと基本の技術を持っていて、教養深く、語彙が豊富で。それらをまた、年をとっても失うことがない。 ああいう先生が、たくさんいてほしいよ。
年を取るのは素敵なことです。そうじゃないですか。 そう歌ったのは中島みゆき。もちろん、額面通りのハッピーな意味じゃない。 年を取るとろくなことがなくなっていくので、せめて忘れっぽくなっていけるのが幸せですわ、っていう意味。
そうはいっても、「先生」みたいな年の取り方したいね。 そのためには、いつも勉強だね。 清潔にして、平常心で。健康に留意して。しゃんとしてたいね。
やれ年金とか。大学出たけど就職ねぇとかいうろくでもない問題。 10年以上前から桜木がぴーぴー騒いでたような相変わらずのネタ。
あいつらほんと進歩がねぇなぁ。 大衆が頭悪いほうが得するからあえてこうして知らんぷりしてます、てので、完全に納得できちまう方向ね。
人間の、知能とか、精神とかってものほど。
幸いにして健康で、事故や災害や犯罪に巻き込まれさえしなきゃトータルで収支がきっちり合う「健全会計」なもん、ほかにないと思うんだけど。
今のとこ「守りたい」と思ったもんしか守れてない自分を振り返り。 深く深く、そう思い知るわけ。
トリプルアクセルを飛びたい。 そう願って願って、飛びきった浅田の涙に。 自分の涙を重ねられる人間でありたいね。
しかし最近、遠くに行ってねぇな。
いよいよ春だね。
もういっちょ遠くまで行ってやろう。
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