こしおれ文々(吉田ぶんしょう)
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2003年08月22日(金) |
(未決定)その38 ブンブン文化・文化ッカ |
今日は、 東京の街や、名所を音楽のジャンルで例えてみたいと思います。
最近話題の六本木ヒルズ、ここは王道なので宇多田ヒカルでしょうか。 浜崎さんでもいいや。
踊る大捜査線の舞台となるお台場は、 何でもアリのモーニング娘。。
原宿は幼さ残る松浦バカ、いや、あや
新宿、渋谷は女性のR&B。 あんまり知らないから例が書けないけど。 (男性R&Bは代官山。)
上野は動物園あるから林アスカ。 (なんとなくガキくさいというか)
ヒップホップ関係は下北沢で落ち着く気がする。
そんな中、巣鴨・浅草とくればやはり演歌でしょう。 ただし氷川きよしは含まれない。 奴は錦糸町。総武線で千葉に向かってる。
私は23〜24日東京に遊びに行きます。
気ままな一人旅ということであえて【巣鴨・浅草】を 言葉責めに行きたいと思います。
別におしゃれな所に対する天の邪鬼的な反抗心ではなく、 純粋にハトバスチックな所を見てみたいのだ。
何年か前、京都駅を作り直すことで、 建物が近代的となり、まわりの古き街並みと合わないと、 住民が反対運動をおこした経緯がある。
作り直す事でエスカレーターなどの設備が整備され、 駅利用者、特にお年寄りの使い勝手も良くなるはずなのに。
(そういう奴らに限ってすぐ、カーブミラーが壊れてるとかって 行政に文句言う気がする。)
ポイントとしては【古き良き文化を残す】ってところだろう。
しかし、【文化】というのはわざわざ【残す】ものなのだろうか。 ムリヤリ残した文化に、それだけの価値があるのだろうか。
本当に必要な文化であれば、日々消費されるものだし、 逆に消そうとする方が難しいだろう。
結局、必要としない、見る人を魅了しない、消費されない、 このような文化は、いかに難しい高等技術であって、 【文化】として残らない。
青森に比べ、言うまでもなく東京は大都会です。
日々新しいもの・事を日本全体・世界に向けて発信する。 【更新】しようとするエネルギーは莫大なものだ
しかしそんな東京で、形を変えず、 人々に魅了され続ける演歌チックな【巣鴨・浅草】は、 更新に対抗するエネルギーが備わっていることになる。
ある意味、更新より維持の方が大変な事だろう。
今回私は、そのエネルギーを 修学旅行のような流れの中で見るのではなく、 自ら出向いて見てみたいのである。
これを音楽で例えるなら、 FLOWが「贈る言葉」を ビリケンが「なごり雪」や「いちご白書をもう一度」を 改めてアレンジし、ロックや、ヒップホップにするような 【カバー】というジャンルな気分なのでございます。
雷門の前で両手ピースで写真を撮りたい♪
待ってろ!!人形焼き!!
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