こしおれ文々(吉田ぶんしょう)

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2003年01月17日(金) (未決定)その28 読書前感想文


日本文芸社から発行された、
キム・ワンソプ著『娼婦論』という本を買いました。

定価1,500円です。

目次をみると、あとがきのタイトルは
『すべての女性たちよ、娼婦魂をもて!』とあります。

著者であるキム・ワンソプがどのような人間かというと、

韓国人です。

ソウル大学で天文学を専攻し、
卒業後、雑誌記者経て作家になったそうです。
2002年、『親日派のための弁明』という本を書くも、
韓国では有害図書として発売禁止に。

後に同書は翻訳され、日本で発売、大反響になったそうな。

先日購入するも、『みんなのゴルフ3』に熱中のため、
まだ5ページほどしか読んでません。

であるから読書前感想文なんですが、

なぜ、すべての女性が『娼婦魂』を持つ必要があるのか?
まえがきには、
『本書の内容に怒りが込み上げたり、侮辱されたと思う読者もいたならば、その憎しみと敵意を私に向けるのではなく、各自の個人的な精神修行の機会だと受け取って欲しい。ただ私の苦悩と私の願う社会を表現したものに過ぎず・・・』とあります。

言い方を変えると
『昔ながらの性に対する保守的な考え方が、いやがおうにも残ってしまっている現代において、もう一度その在り方を見つめ直すキッカケであって欲しい。結論が正しいかは別として。』と言ってるように聞こえ、
なーんだ、しっかり逃げ道残してんじゃん♪って感じです。

結局なんだかんだ言って、あんたが保守的な部分、
捨てきれてないんじゃないの?なんて考えちゃうわけ。

まえがきからこれじゃあ
偉そうな事言っても結論で逃げちゃうんじゃないの?
って気になるわけです。

しかーし!!

本を読むにあたって、最初から偏見を持ちながら
文章を読んでも、それは文字の並びでしかなく、
読者にとってなんの影響を残さない、無意味な時間となってしまうでしょう。

それではいけません

いまこそ偏見を取り払い、一つ一つの文章の意味、良さを考え、
読んだ時間というものを有意義にするべきじゃないでしょうか?

ただ素通りしていただけの街並を
立ち止まってみませんか?

きっと素晴らしい文章は貴方のすぐそばにあるはずです!
そう!もう一度、まわりを見直し、
もう一度、画面を戻して、
もう一度、前の日付をクリックするのです。

『ベギラマさん』とか、『食パンマン』とか、『チューリップその〜』とか
最初は『チッくだらねえ』って思った『ぶんしょう』だって
読みかえしてみたら
『もうホント、バカなんだから♪でも彼っていつまでも少年の心を・・・』
なんて雰囲気なるやもしれないじゃん!!

っていうかあ、だからさあ、なんつうの、

もっと愛して!!


管理人:吉田むらさき

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