samahani
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むかし、子どもがまだ小学生と中学生だった頃、「英語には、そばかす( freckle )っていう単語はあっても、にきびっていう言葉はないんだよ、だってにきびのある人がいないから」と言われて危うく信じそうになったことがある。ほんとはちゃんと、にきび( pimple )という単語もあるんだけど。聞いたことないからって、無いと決めつけるなー!
この日の日記に、日本で買いたいものは質のいい衣類と書いたけれど、アメリカに無いものはいろいろあって「にきびの薬」もそのひとつ。これは、いま中2で、にきび花盛りの下の息子のリクエストである。それから、歯ブラシ。ムコウには、ブラシの部分が大きすぎて歯が磨きにくいものしかない。毛先が山切りカットだとか、球と先細だとかの凝った作りのものもない。それから、美白化粧品を含む化粧品全般。あちらの人は、日本人ほど色白を気にしていないから・・というより、以前から疑問に思っていたのだが、黒人の女性もファンデーションを塗るものなのだろうか。今まで確かめたことがない。
ってわけで、帰る準備のため薬屋さんに行くことにした。すると、お茶のパック、豆腐の石鹸、納豆の何とか、コラーゲンがどうのこうの、しみそばかすが薄くなる飲み薬、などなど、もう覚え切れないほどの見たこともない新製品があって、どれもほしーい!という気分になった。とりあえず、いくつか選別しなければいけないので、箱やチラシに書かれている説明などかたっぱしから読んでみたのだけど、それが、ぜーんぶ読めてしまうので(←当たり前)とても疲れたのだった。思えば、薬屋さんでも、スーパーマーケットでも箱に書かれている説明を読みながら商品を買うことなんて、ムコウでは、したことがない。てきとーに買うことが多い。もしくは分からないものは買わないとか。
昨日の夜は、上の息子が友だちと飲み会(高校生だから飲んではいないけど)に出かけて、10時半過ぎに戻ってきた。いつも学校から2時半(クラブ活動のある日でも4時半)には戻ってくる息子の母としては、とてもとても心配で、銭湯に行きそびれてしまった。ああ、東京人母への遠き道のり。
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