samahani
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2001年11月11日(日) |
アメリカの教育制度の・・弊害? |
スーパーで買い物をした時には、デビットカードで支払い、money back (現金の払い戻し)をするようにしている。銀行に行く手間も省け、手数料を取られることもないから一石二鳥なのである。
で、便利なんだけど、毎度毎度なんだかなぁーーーって、イヤになってしまうことがある。 “money back?” “yes, please” のあとで、 “how much?” :「いくら(現金が)欲しいのか?」って訊かれるから「41ドル」と答えると、そこで、レジのおにーさんやおねーさんはみんな「????」と困ってしまうのだ。要するに、「15ドル35セント+41ドル」のような簡単な計算が分からないらしい。わたしも黙ってるわけじゃなくて、小さめの声でちょこっと「56.35」とか言ってみるのだけど、彼らのプライドが許さないのか、こっちの発音が悪くて聞き取れないのかすんなり聞き入れてくれることはめったにない。
つい アメリカ人ってみんなバカ? って暴言を吐きたくなってしまう。
けれど日頃は、アメリカの教育制度を礼賛しているのだ。少人数制でひとりひとりに目が届く。出来る子を伸ばし、出来ない子の個別指導も徹底している。覚えることより、考えることに重点を置く。自分の意見を人前で言えるようにする等々。いつもは、日本の教育は悪しき平等主義などと言ってたけど、少しだけ訂正します。
「せめて基礎学力くらいは皆に行き渡るような教育してください、アメリカの文部省」
おまけ: なぜ41ドル払い戻すかと言うと、1ドル分はクウォターコインをもらい、4枚の中にステートコインが1枚でもあればラッキーという感じでコイン収集をしているから。
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