キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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キミと居る瞬間は 世界がキラキラして見えるよ。ほんとだよ。
電話で、くだらなくってバカみたいな会話を繰り返している瞬間が 私にとっては至福の時間。
喧嘩は、何故だか極端に減った。 それは私が怒らなくなったからだと思う。 淋しさが減ったからだと思う。
それは東京という場所が私を救っているから。 東京と仕事が私を埋め尽くすんだ。
大学生の頃の私は、キミを想う淋しさで潰れてしまいそうだった。 私を埋めてくれるものは、殆ど何も無かった。 だから苦しくて苦しくて、息ができなかった。
でも今は何だか違うんだ。 今だって、キミのことが好きだけど 昔よりも冷静に、キミが愛しいと思うよ。
でも何故だろう。
今日、銀座をふらふら歩いていて、街に音楽が流れているのを聴いたとき 何故かふと、イチ君に会いたいって思ったんだ。 彼の横を歩きたいと思った。 そんな私は浮気者かな。
イチ君と恋人になりたいとか、そういうことは全然無いんだ。 ただ、友達に会いたいという気持ちで、会いたかったんだ。 銀座という街が、彼にはあまりにも似合いすぎるから。
「今どこに居る?」ってメールを送ろうと思ったけど、やめた。 彼を乱す権利は、私には無い。
キミが近くに居る生活だったら、私はどんなだっただろう。 キミが近くに居る生活になったとしたら、私はどんな風になるのだろう?
キミにはいつだって、会いたいと思うよ。
いつだってそう思うから 思うのが当たり前になり過ぎたんだ。
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