キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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週末はJに会うことができた。 会うときはいつもJがこっちに来てくれる。 片道4時間もかけて・・・。 電車代は、半分ずつ出すようにはしてるけれど、 長時間の移動はきついだろうなぁ。 ごめんねとありがとう。
私には変な癖がある。 哀しいことを想像して、泣いてしまうクセ。 哀しくて哀しくて、胸が痛くなる瞬間ってのがある。 私はきっと、それが大好きなんだ。 哀しくて哀しくて痛くて痛くて、その瞬間に 抱きしめてくれる人が居てくれればいいのにって思ってた。 今はJがいて、安心させてくれるけど それでも私は泣きたいと願ってしまう。
今日はJを駅に見送りに行った。 泣かないように、いつも自分を押し殺す。 「ばいばい。」と言って手を離した瞬間、 私はまた「いつもの私」に戻ってしまう。 淡々と日々をこなす毎日に。 Jと一緒に居た時間が、まるで嘘だったかのように 私は私に戻ってしまう。 Jと一緒に居た時間って、もしかして夢だったっけ。 そう思うくらいに。 楽しい時間はすぐに過ぎて、君はいつも遠くに行ってしまう。 私はやっぱり負けている。 君のことが大好きだから。
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