キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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君は私のことを優しいと言い、きっといい人だと思ってるのだと思う。 でもそれは違う。
私は君が好きだから優しくしたいし優しくされたい。 でもそれが難しいときだってあるんだ。
何か与えてくれないと優しくできないときだってあるのに それでも君はきっと私を優しいと呼ぶんだ。
君をいじめたい時がある。 君から離れたいときがある。 私はいつも傍にいる訳じゃ無いんだよ と きっと私は言いたいに違いない。
でも結局元に戻り、私は君が好きになる。 そんな風にぐるぐると廻る。
「優しくされなきゃ優しくできない」 「優しくされたから優しくできる」
が混ざり合って優しさの循環が生まれるのなら 私はまず優しさをあげたいと思った。 でもそれはとても辛いときがあるから 元気な時じゃないとできない。
君はまだ私のことをいい人だと思っているんだろうか。
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